やってみる(た)シリーズです。
意外とよく聞かれるらしいです。私も興味がありました。
たまたま、某社の人と会話したときに、こんなネタがあったので、軽く検証。
結論はできました。
某社の人 :オンプレミス環境の仮想基盤から、FSx for Netapp OntapのNFS(SVM)ってマウントできましたっけ?
TISの人 :CIFSは普通にマウントできますね。Routing通しておけば。Netappだから普通にマウントできるんじゃないです?
TISの人 :実用性はどうあれ、移行の最終手段で使えそう、ちょうど環境動いてるし、やってみますね。
TISの人は私です・・・。
弊社のエンジニアがみんなこんな感じじゃないですのでご注意ください。
ユースケースまで考えると・・・。
HCXやReplicationとかを動かす余力や環境もなく、最後の手段チックに使えるかも。(例えば極端に古いESXとか)
お約束
ITエンジニアさん向けのネタです。実用性とかリスクとかその当たりの話はきちんと考慮してくださいませ。
遅延とか、実用性とか、輻輳とか考慮してません。本気で使うなら、QoSと10Gの回線用意する前提かと思います。
子ネタにお使いください。ちゃんと動かして検証しました。NWは遅いですが・・・。
ではやってみます。
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おなじみのオンプレミスのvSphereの画面。nfs0xとarchiveのデータストアはオンプレミス側です。
HCXが動いているので、ma-ds-xxxxってデータストアがいます。
スペックはたいしたことありません。
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FSx for Netapp OntapのSVM画面
VMware Cloud on AWSからもマウントしてます。(本来はよろしくありません)
見たかったのは、SVMのIPアドレスです。
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Linuxのマウントコマンドでマウントする場合はこんな感じですね・・。
mount -t nfs 198.19.255.74:/vol01 /mnt
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オンプレミス側の仮想基盤からマウント
データストアをマウントしていきます。
ストレージ -> 新しいデータストアを選択
NFSを選択します。
NFS 3を選択します。
パラメータを入力します。
名前は適当に決めてください。
どのホストにマウントするかを選択します。
172.28.1.84を外している理由は、HCXのマイグレーション用のダミーホストです。
パラメータレビューを行います。
普通にマウント完了
ちゃんと使えるの?(読み書きできる?)
vMotionで持って行きました。小さい(1.5GB)ぐらいのLinuxです。
稼働した状態でvMotionで持って行ってます。
移行後のシーケンシャルアクセスです。
オンプレミスの基盤で動いていますがDataStoreだけが、FSx上に動いている感じです。
遅延はかなりあると思います。
まとめ
HCXでサポートされない仮想基盤で、サードパーティーのツールなどを使わずに、どうしても移行しないと・・・。
的な話などは使えるのではと思います。
子ネタ、雑談ネタとして使えればと思います。(どんなネタやねん・・・)
しつこいですが、何度も書いておきます。
子ネタです。技術ネタですのでご注意ください。