はじめに
2021年9月19日に、データサイエンティスト検定リテラシーレベルの試験を受験してきました。
合否発表はまだですが、総合スコアが96.6%だったので、確実に合格だろうと思います。
記念すべき第一回試験ということもあり、体験記がまだ世に出回っていないので、先陣を切ってみようと思います
データサイエンティスト検定とは
データサイエンティスト協会が主催している試験です。2021年9月から始まりました。
以下の3つの領域に関する知識が問われます。
- データサイエンス力
- データエンジニアリング力
- ビジネス力
リテラシーレベルでは、これらについて広く浅い知識が問われます。
一つ一つの領域は決して難しくありませんが、広範囲の知識が必要なのが特徴です。
詳細については以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.datascientist.or.jp/dskentei/
私のスペック
データ分析については、大学の授業でちょっとやっていた程度で業務経験はありません。
関連する資格は、Python 3 エンジニア認定データ分析試験や、基本情報技術者試験などを持っています。
普段はシステムエンジニアとして、Webシステムの開発をしています。
使用教材
使用した教材は主に以下の3つです。
次の項で、それぞれ詳細を説明します。
勉強方法
①最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック
データサイエンティスト協会が参考書籍として出版しているものです。
この本を読んでおけば間違いありません。
こちらで一通り体系的な知識を身につけましょう。
また、説明不足な点がいくつか見受けられますが、試験合格だけを考えるならあまり深追いする必要はありません。
巻末模擬試験のレベルは試験本番と同じくらいでした。
②DS検定リテラシーレベル対応データサイエンティスト基礎講座
スキルアップAI株式会社さんが無料で公開している動画教材です。
約10.5時間と少々長いですが、その分丁寧に説明されています。
上記の本ではイマイチ理解できないという場合、こちらの動画で補填すると良いと思います。
③DS検定対策アプリ
スキルアップAI株式会社さんが公開している有料モバイルアプリです。
試験本番と同様、90問の問題が用意されています。
書籍や動画でインプットが完了したら、こちらの練習問題でアウトプットをすると良いと思います。
こちらについても、問題のレベルは試験本番と同じくらいでした。
試験結果
結果は紙で渡されます。
90問を90分で解くので時間が足りないように思うかもしれませんが、一問一問が簡単なため、見直しの時間は確保できると思います。
データサイエンスの問題は、業務でデータ分析をやっている方にとっては簡単に感じると思います。
データエンジニアリングの問題は、システムエンジニアの方や基本情報技術者試験に合格している方にとっては簡単に感じると思います。
ビジネスについては、ほとんど常識に近いです。
私自身、システムエンジニアかつ基本情報技術者試験を持っているので、データエンジニアリングとビジネスの問題は簡単に感じました。
最後に
体系的にデータ分析を学習するには良い試験だと思います。
エンジニア的な思考だと、機械学習の手法だけ勉強して終わってしまいそうなところを、ビジネス領域まで昇華して勉強させる点は良いと思いました。
今後は、最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブックでよくわからなかった点をつぶさに勉強していこうと思います。
最後まで読んていただきありがとうございます。
この記事が誰かの役に立つことを願っています。