概要
完全復旧モデルでは、データベースの完全バックアップの後に
トランザクションログのバックアップを取得する必要があります。
トランザクションログを連続的に採取しておけば、データベースに障害が起こった時に
そのトランザクションログを適用していく事で復旧する事ができます。
トランザクションログのバックアップを行う事でログファイルの中身は消えますが、
ファイルサイズ自体はまだ小さくなりません。ログの圧縮を行うことで小さくなります。
手順
1.データベースの復旧モデルを確認する。
データベースの所で右クリック。プロパティで、「単純」、「完全」「一括ログ」いずれかを確認します。
2.ログファイルのバックアップを取得する。
復旧モデルが「完全」「一括ログ」の場合(「単純」の場合は3.へ)
データベースの所で右クリック。「タスク」→「バックアップ」
バックアップの種類は、「トランザクションログ」を選択する。
3.トランザクションログを圧縮する。
対象のデータベースを右クリックし、「タスク」→「圧縮」→「ファイル」の順に選択する。
ファイルの種類は「ログ」を選択する。
圧縮アクションは、”未使用領域の解放前にページを再構成する”を選択する。
ファイルサイズは1024KBくらいを指定する。
サイズが小さくならない場合
2と3を再度繰り返してみるとたいていの場合は効きます。
それでもダメならば、チェックポイントとか他の要因になります。