##PHPの条件分岐における入れ子構造に関して
PHPではif文の中にif文を書く入れ子構造を作ることができる。
####通常の条件分岐
```php
<?php
$x = 1;
$y = 2;
if($x === 1 and $y === 2){
print 'xは1かつyは2です';
}else{
print 'xは1またはyは2ではありません';
}
?>
xが1かつyが2という条件のもとでは、「xは1かつyは2です」と出力される。
条件に該当しない場合は「xは1またはyは2ではありません」と出力される。
####条件分岐の入れ子構造
○コード
```php
<?php
$x = 2;
$y = 2;
if($x === 2){
if($y ===2){
print 'yは2です';
}else{
print 'xは2ですが、yは2ではありません';
}
}else{
print 'xは2ではありません';
}
?>
ifが2回出ていますが、xが2という条件を満たす場合に
yは2かどうかという条件分岐実行する。
今回のコードではxが2、yが2なので 「yは2です」と表示される。
一方、以下のコードではそもそもxが2という条件を満たさないので入れ子になっている条件分岐が実行されず、「xは2ではありません」と表示される
```php
<?php
$x = 3;
$y = 2;
if($x === 2){
if($y ===2){
print 'yは2です';
}else{
print 'xは2ですが、yは2ではありません';
}
}else{
print 'xは2ではありません';
}
?>
####イメージ図