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ディスレクシア(難読症)と技術文書が読めること

Last updated at Posted at 2025-02-16

 一般的にコードが書けなかったり、技術文書が読めないのは、原理的にはディスレクシア(難読症)と同じなのではないかという僕の中での仮説がある。
 一般的な難読性は、僕は難読症ではないので詳しいことは知らないが、普通の教科書や小説などが読めない症状だと認識している。
 技術書に対する難読症とは、技術文書以外の書物は読めるが、技術文書は読めない形態のものである。技術文書が読めなければ、コードを書くことも、技術を理解することも難しくなるだろう。当然生成AIも活用してプログラミングすることはできない。
で、どこの本に書いてあったか忘れたが、「難読症の処方箋は音読の個人レッスンである」という記述があった。難読症に関する本である
この記述を読んで思ったのが、この形態は、僕がやっている少人数での勉強会と同じものである。
プログラミングを学ぶためには、Linuxを使ったほうが良いとか、C言語をやったほうが良いとか、コードをガンガン書いたほうが良いとか、アウトプットしたほうが良いとか、その他の戦術的な問題もあるが、結局のところ、「技術文書を読めない」という問題を何とかするべきであって、その後にゆっくりと戦術的な条件を満たせばいい。
文字の形→音→意味→技術情報  のマップがその人の脳内にできていないことが問題である。

難読症の処方箋、音読の個人レッスンの問題は、それが大学や専門学校また、プログラミングスクール、一般的な小学校中学校で実装するにはあまりにもハイコストであるということである。だが、人間は生まれながらに難読症で、人間は人生のどこかで難読症を治療されているのかもしれない。多くは小学校で行われる。
一般的には個人レッスンをせずとも、集団での朗読で治療できるのだろう。
だが、ハイコストであるが、無料の勉強会では実装できてしまうというのがIT業界の奇妙なところで、最終的に勉強会の宣伝というところに落ち着いてしまう。
ということで、理工学勉強会やってます。

理工学勉強会に来なくても、初心者は、自分で勉強会を主催する方法もあるだろう。

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