ということで今日もPOWER9 CPUのUsers Manualを読んでいきます。
私事ですが、最近スタンディングデスク買いました。集中力とカロリー消費が増すようです。
ちなみに文面はコピペすると
Upto24processorcores
なぜかこうなっちゃうので手打ちしてます。タイポしてるかもしれないので見つけたら言ってください。
Users Manualは以下からダウンロードできます。
20-deep primary and 96-deep secondary history buffer per slice
sliceって何なんだろうなとは思います。前も出てきたよな。ヒストリバッファって何?deepって何?ということでスルーしておきます。
Core paire share
32KB per core(not shared) instruction cache(I-cache)
コアごとに32KBの(共有されてない)命令キャッシュ
命令キャッシュとは、CPUが実行するべき命令を一時的に保存するところのようです。
(https://kotobank.jp/word/%E5%91%BD%E4%BB%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-643282)
32KB per core(not shared) data cache(D-cache)
コアごとに32KBの(共有されていない)データキャッシュ
データキャッシュとは、CPUの直接的な処理対象であるデータを保存するところのようです。
共有されていないとはどういうことなのかよくわからないですね。
512KB private L2 cache
512KBのprivateなL2(レベル2)キャッシュ。
10MB eDRAM L3 cache
eDRAMに関しては以下のサイトに詳しいです。プロセッサと同じダイまたはパッケージに統合された、キャパシタベースのDRAMのようですね。
DDR4 memory controllers
DDRはDouble Data Rateの略で、規格の一つのようです。メモリコントローラについて記述してますね。
Eight DDR4 ports, 1.2V, two DIMMs per port
8個の、DDR4ポート、1.2Vとは、電源が1.2Vのものを使えという意味かな?
DIMMとは、Dual Inline Memory Moduleの事のようです。
ポートごとに、2個のDIMMがあるようです。
Support x4,x8,4 - 16Gb,R/LR,3D devices
うーむ、何がどう3Dデバイスなのかよくわからないです。3Dレンダリングに使うビデオボードとは関係ないですよね。
DDR4 support: maximum 2667MHz, one DIMM per channel
DDR4という規格をサポート、チャンネルごとに一つのDIMM、2667MHzって何を指しているのかよくわからないです。
DDR4 support: maximum 2400Mhz, two DIMM per channel
もう一つ上のと矛盾する気はします。何が2667MHzで、何が2400HMzなのか、何がチャンネルごとの一つのDIMMで、何がチャンネルごとに二つのDIMMなのかがよくわからないです。
うーん、もしかして、チャンネルごとに一つのDIMMだった場合は、2667MHzで駆動できて、チャンネルごとに二つのDIMMだった場合は、2400MHzで駆動できるという意味かな?2667MHz、2400MHzは、CPUのクロック数かもしれません。
High-throughput atomic memory operations
スループットの高いアトミックなメモリー操作。アトミックってことは、「分割できない」という意味なのかなと思います。
133+ GBps streaming bandwidth at 2667MHz
2667MHzのクロック数の場合は、133+GBpsのストリーミング帯域のようです。流れが連続した場合の帯域のことかな?
128-byte line with 64-byte sectoring
128バイトのラインに、64バイトのセクタリング。メモリーコントローラについて触れられているところなので、メモリのフォーマットのことを言ってると思います。
POWER9 SMP on-chip interconnect
SMPとは、Symmetric Multiprocessingのこと、複数のCPUに処理を分割することができる。SMPでは、複数のCPUでメモリを共有できるみたいですね。
on-chip interconnectってことは、チップ間の相互接続のようです。オンチップなので、チップ内の相互接続のようです。
1600-2400MHz frequency
1600MHzから2400MHzの周波数ということですね。CPUのクロック数のことを指しているようです。
Eight 32-byte data buses
なぜ8がEightになっているかというと、こっちまでアラビア数字にすると、8 32-byte data busesになってしまうからのようです。参考になりますね。日本語だったら、「8個の32バイトのデータバス」という表現ができます。
データバスとは、コンピュータ内部のデジタル信号の伝送路のようです。
Four address snoop buses
バスすヌーピングという技術があるようですね。
12 or 24 core ramps
core rampsって何だろう。ちょっと調べてもわからないですね。rampというものが存在するようです。
Fifteen nest ramps
これもよくわからないですね。
POWER9 SMP off-chip interconnect
SMPとは、前述の通り、Symmetric Multiprocessingのこと、チップ外部の相互接続について触れてます。
Two 30-bit + 2 spare electrical X buses at 16 GHz
データの伝送経路の説明をしているようです。
Maximum two socket SMP
最大二つのソケットのSMP、ソケット二つまでSMPはサポートしているのかな?
ということで、また次回