resフォルダを細分化する

material-components-android の catalog で、resフォルダが細分化されているのを見つけたので、どうやっているのかを調べました。

sourceSetsを定義

appのbuild.gradleに対し、sourceSetsとresを置きたい場所を定義します。
srcDirsに書かれたフォルダをresフォルダに追加しています。

build.gradle

def srcDirs = [
        'abc'
]

android {
    // 省略...

    sourceSets {
        main {
            res.srcDirs = ['src/main/res']
            srcDirs.forEach {
                res.srcDirs += 'src/main/java/com/kyaracter/myapplication/' + it + '/res'
            }
        }
    }
}

resフォルダとして認識されると、abcにあるresフォルダの見た目がリソースフォルダのものに変わります。

使いみち

valuesだけでなく、layoutやmenuも同様に細分化できるので、ファイル数が多すぎて困った場合に使える感じです。
また、 abc/res/values/string.xml に定義する文字列は、この名前空間の外側でも参照できます。