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Dockerのコマンドまとめ

Last updated at Posted at 2020-10-16

はじめに

Dockerは多くのIT開発企業で導入されている環境構築を楽にする技術です。
Dockerのコマンドをまとめます。

今回のDockerコマンド

  • docker login
  • docker pull
  • docker images
  • docker run
  • docker run --name
  • docker run --rm
  • docker ps -a
  • docker restart
  • docker exec -it (コンテナID)or(コンテナ名) bash
  • docker commit (コンテナID)or(コンテナ名) (新しいimage名)
  • docker tag (source) (target)
  • docker push
  • docker rmi
  • docker stop
  • docker rm
  • docker system prune

詳細

docker login

Dockerにログインするコマンド。
Dockerを使用する場合は最初に行う。

ターミナル
% docker login
Username: => Dockerに登録したユーザー名を入力
Password: => Dockerに登録したパスワードを入力

=> ユーザー名、パスワードが合っていれば、ログインする。(Login Succeededと表示される)

docker pull

Docker imageをdockerhubからホストにダウンロードするコマンド。

ターミナル
例)hello-worldというimageをダウンロードする時

% docker pull hello-world
=> hello-worldがダウンロードされる

=> ユーザー名、パスワードが合っていれば、ログインする。(Login Succeededと表示される)

docker images

ホストの中にあるdocker imageのリストを表示するコマンド。

ターミナル
例)hello-worldというimageをダウンロードした後

% docker images
=> REPOSITORY      TAG      IMAGE ID      CREATED      SIZE
   hello-world     latest   (自動作成のID)  (作成した時)   (データサイズ)

docker run

コンテナを作るコマンド。

ターミナル
例)hello-worldというimageをダウンロードした後

% docker run hello-world
=> hello-worldのコンテナが作成され、実行される。

% docker run -it ubuntu bash
=> ubuntu(OSの名前、dockerhubに存在するdocker image)のコンテナが作成され、bashというプログラムを実行させる。
(bashはshellの名前。ubuntuのデフォルトのコマンドをbashに上書きして実行している。ちなみにubuntuのデフォルトのコマンドはbashなので、今回はdocker -it run ubuntuでも同じ。)

docker run --name

名前をつけてコンテナを作るコマンド。

ターミナル

% docker run --name sample ubuntu
=> sampleという名前のコンテナがubuntuというdocker imageから作成される。

docker run --rm

コンテナを起動した後、すぐにコンテナを削除コマンド。

ターミナル

% docker run --rm hello-world
=> hello-worldというdocker imageからコンテナを作成し、実行した後、すぐにコンテナが削除される。
(一度しか使わないコンテナは残さないために、すぐに削除する。)

docker ps -a

全てのコンテナを表示するコマンド。

ターミナル
% docker ps -a
=> 全てのコンテナが表示される。

% docker ps
=> 実行中のコンテナのみされる。

docker restart

一度実行したコンテナをリスタートするコマンド。

ターミナル

% docker restart (コンテナID)or(コンテナ名)
=> コンテナIDで指定したコンテナがリスタートされる。(STATUSがUPとなる)

docker exec -it (コンテナID)or(コンテナ名) bash

リスタートしたコンテナにプログラムを実行させるコマンド。(bashの部分は適宜、実行したいプログラムに置き換える)

ターミナル

% docker exec -it (コンテナID)or(コンテナ名) bash
=> リスタートしたコンテナの中に入ることができる。(bashにより)

docker commit (コンテナID)or(コンテナ名) (新しいimage名)

更新したコンテナを新しいDocker imageとして保存するコマンド。

ターミナル

% docker commit (コンテナID)or(コンテナ名) (新しいimage名)
=> docker imageが保存され、IDが表示される。

docker tag (source) (target)

docker imageのimage名を変更するコマンド。
docker imageをdockerhubにpushする前に、ホストのimageのリポジトリ名とpush先の自身のdockerhubのリポジトリ名を同じにするために使う。(dockerhubのリポジトリはdockerhubで作成しておく必要がある)

ターミナル

% docker tag (ホストのdocker imageのリポジトリ名:タグ名) (dockerのユーザー名/リポジトリ名)
=> docker imageのリポジトリ名がdockerhubのリポジトリ名と同じになる。(タグ名は指定しなければ、latestとなる。)

docker push

docker imageを自分のリポジトリに作成するコマンド。

ターミナル

% docker push (image名)
=> dockerhubにdocker imageがpushされる。(image名はdockerのユーザー名/リポジトリ名と同じにしておく)

docker rmi

docker imageを削除するコマンド。(image名はdockerのユーザー名/リポジトリ名と同じにしておく)

ターミナル

% docker rmi (image名)or(image id)
=> 指定したdocker imageが削除される

docker stop

実行中のコンテナをストップするコマンド。(STATUSをUP→EXITEDにする)

ターミナル

% docker stop (コンテナ名)or(コンテナID)
=> 指定したコンテナがストップされる。

docker rm

コンテナを削除するコマンド。

ターミナル

% docker rm (コンテナ名)or(コンテナID)
=> 指定したコンテナが削除される

docker system prune

ストップしているコンテナ全てを一括で削除するコマンド。

ターミナル

% docker system prune
=> ストップしているコンテナが全て削除される

参考

Udemy

かめれおん講師 「米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座」

https://www.udemy.com/share/103aTRAEAdd1pTTHoC/

有料ですが、初学者の私にも非常に理解しやすかったです。

最後に

本投稿が初学者の復習の一助となればと幸いです。

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