ドローン操縦の実際とプログラム、そして未来

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この記事はフロムスクラッチ Advent Calendar 2016の20日目の記事です。


1.想定読者

・ドローンを使ってできることに興味がある人

・ドローンを使って空撮していた人の体験談に興味がある人

・ドローンとプログラミングの関係性に興味がある人


2.自己紹介

はじめまして。フロムスクラッチ関連会社のTechJINに所属しているものです。

ネットワーク系の会社に勤めた後、ジャマイカで国際協力活動を行っていたという異色の人間です。

ジャマイカでは、自腹で購入したドローンで観光ビデオを作り、某地方自治体(日本)に納入したりしていました。


3.この記事で伝えたいこと

この記事では、ドローンを1年以上操縦していたものとして、以下3点を大まかに伝えることができればと思います。

・ドローンを使ってできること

・ドローンを実際に操縦し、空撮して感じたこと

・ドローンとプログラミングの関係、そして未来


4.ドローンを使ってできること

さて、一般の方でもドローンとは何かを知っている時代です。では、ドローンを使って実際に何ができるのでしょうか?

1.空撮

2.橋や発電所などのインフラの点検

3.配達

4.その他(レース、広告など)


1.空撮

空から映像や写真を撮ることです。今までの空撮はヘリコプターを使っていましたが、ドローンに代替することで、コストが格段に安くなりました。建設中の高層ビルを空撮しディベロッパーに提供することで、収入を得ている人がいるなんて話も聞きます。

ジャマイカでは、メディアがドローンを使って映像を撮り、テレビで放送していました。


2.橋や発電所などのインフラの点検

ドローンにセンサーを搭載することで、インフラの非破壊検査(と推測)ができます。

電力会社に勤める私の知人も、ドローンを点検用途に使用しているようです。


3.配達

Amazon社がドローンを使った配達を構想しています。離島への配送コストを抑えるため、ドローンを使うという話も聞きますね。

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刑務所にいるボスのために怪しいものをドローンを使って配達する組織があるという話も。。


4.その他(レース、広告など)

日本では大々的に開催されていませんが、世界ではドローンを使ったドローンレースなんてものがあります。そのほか、ドローンにLEDを搭載して広告に利用するという新しい流れもあります。

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技術的には、自動航行ができます。つまり、あらかじめGPSの座標を設定すると、操縦者が操縦しなくともドローンが予定経路を飛行することが可能です。また、"Follow me"という機能もあり、操縦者が動くと勝手にドローンが操縦者についてきます。これは最初本当に驚きました。


5.ドローンを実際に操縦し、空撮して感じたこと

私はジャマイカで1年以上ドローンを飛ばしていましたが、ドローンは楽しい!というのがまず言えることです。子どものころ飛行機のパイロットになりたいと思われた方もいるかもしれませんが、今ならその夢が叶います。

そして、空からの写真や映像は想像以上に魅力的なものです。写真好きな方は試してはいかがでしょうか。

逆に神経を使っていたことは次の2点、必ず法律を守ることとバッテリーの持続時間に注意することです。

まず、法律の話。日本を含めた各国はドローンが人々の社会生活に悪影響を与えないよう法律を制定して、ドローンに飛行制限を与えています。ジャマイカの法律の例で言えば、400フィート(122m)以上高度を上げてはいけない、1640フィート(500m)以上操縦者から距離をとってはならないなどです。ドローンは落ちるもの、落ちたら人や家屋に損害を与えるものという意識が重要です。

次に、バッテリーの話。ドローンはバッテリーを動力として飛行します。動力源が尽きたら落ちます。落ちたら誰かがケガをするかもしれません。残バッテリー量を把握して飛行計画を立てることが大事です。バッテリー量が少なくなると自動帰還する機能がありましたが、私は信じていませんでした。。


6.ドローンとプログラミングの関係、そして未来

突然ですが、ドローンはハードウェアも大事ですが、ハードウェアを制御するフライトコントローラなどのソフトウェアも大事です。オープンソースのドローンコードというものがありまして、これを利用して事業に活用していく流れができています。ドローンコードを利用することで、1.機体制御 2.センシングデータの加工 3.飛行ログ解析のカスタマイズが可能になるようです。私自身まだドローンコードを触ったことがないので、中身についてお話しできず恐縮です。。趣味として、触る機会を作っていけたらなと思っています。

ドローンのオープンソース化の流れと産業利用に与える影響

最後に、ドローンの未来についての話ですが、今後ドローンにはsimカードが搭載されてリアルタイム通信可能な空飛ぶデータ取得マシン・配達マシンとなっていくのではないでしょうか。先日もNTTドコモ社が実験をしておりました。

報道発表資料「ドコモ・ドローンプロジェクト」を本格開始

昨今、データ活用の重要性が話題に上がっています。ただ、今までは”オンライン”のデータしか取得・活用できていませんでした。今後、様々なセンシング装置を搭載したドローンが”オフライン”のデータを取得しそれを活用するシステムが拡充していくことで、新たなビジネスの機会創出、ひいては社会へ素晴らしいインパクトを与える、なんてこともあるかもしれません。


7.終わりに

今回はドローンについて私が知っていること、体験からの教訓の一部を簡単に書かせて頂きました。ご覧の皆様が少しでも記事を楽しんで頂ければ幸いです。