Amplify Gen 2 を 5 ヶ月ほど使用した感想と現在地について。
tl;dr
- Custom Resources で全て構成するのは難易度が高い。
Dry run が欲しい
- Terraform でいう
terraform plan
、AWS CDK でいうcdk diff
1 が存在しない。 - deploy はいつも一か八か。
- 本番運用を諦めた原因の 1 つ。
CloudFormation が壊れがち。
ご共有いただきましたログに記録されている「current_account-current_region」は、Amplify Gen 2 が内部的に使用している CDK にて、CDK が内部的に使用しているアセット の destinationId の値となります。
成功する場合にも「current_account-current_region」はコマンドの出力結果に含まれますので、現時点でこちらが当該事象の要因ではないと考えております。
- サポートに確認済み。
- これについては詳しい原因は掴めていない。ただ、突如として失敗する。結果、Stack を全消しすることに。
- 本番運用を諦めた原因の 1 つ。
Amplify のビルドでは、Docker in Docker を使えない
ご希望に沿った回答とならず心苦しいのですが、現在の Amplify の CI/CD パイプラインにて docker build することはできません。
- サポートに確認済み。
- pipeline 内で
docker build
できない。 - Amplify の自動ビルドを無効化して、CodeBuild で CI/CD を動かす必要があった。
Conclusion
Amplify Gen 2 は、色々と課題がありましたが、AWS 初心者としては、Google Cloud との違いや、AWS のサービス群について学ぶ良い機会だった。
このまま突っ走ることも出来なくはなかったと思うが、時には計画を変更する勇気も必要だと思う。
なぜなら、わたしたちはベンチャー企業であり、豊富なリソースがあるわけではなく、限られたリソースで局地戦を戦う必要があるから。
そのためには、安定感とチャレンジのバランスが必要。