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ICO研究所 : 日本のMetamoが透明性のあるグローバルジョブマーケット創出目指しICO中

Last updated at Posted at 2017-08-30

#はじめに

日本のMetamo社がスイスでICOを行なっています。
Team AIも機械学習のHR領域でビジネスを行なっており、
その未来的な発想・先駆けてICOを導入した機動力に非常に共感しており、
応援したい会社さんです。

ICO発表記事;
https://www.meta-mo.co.jp/20170815-ico/

スクリーンショット 2017-08-30 22.52.00.png スクリーンショット 2017-08-30 22.52.29.png

#ホワイトペーパーより
https://metamo.it/whitepaper_jp.pdf

#1. Executive Summary
Metamo Platform は働き方の概念を変える、ワーキング・テクノロジー・プラットフ
ォームです。
発行する Metamo トークン(MTM)は、社会生活で欠かすことのできない「仕事」に
フォーカスしています。これは非常に重要なことであり、就職・転職・賃金・インセン
ティブなどで Metamo トークンが活用される仕組みになっているため、トークンの汎
用性と流動性が極めて高くなるように設計されています。私たちは、このプラットフォ
ームを実現するために2つの仕組みを生み出しました。
1 つ目は、非接触 IC チップと QR コードを採用した ID カード「Metamo Card」の無
料配布と、それに付随するスマホアプリです。従来は上司や人事部のみが保有していた
人事評価を、自身で管理して持ち運ぶことが出来るようになりました1

ID カードは新興国での需要が高く、計画では 2019 年 9 月までに 1 億枚を配布しま
す。既に 1st バージョンの Metamo Card を配布し始めており、スタートは順調です。
カードの供給パートナーである NXP Semiconductors と Datacard Group の協力を
経て、2nd バージョン以降のカードには MTM の決済機能が導入される見込みです。
2つ目は、個人の仕事や学業に関する実績、どんなに些細なスキルであっても記録でき
る「Metamo Sphere」です。現在、特許出願中で、端的に表現すると「自分自身のス
キルセットや特性を分かりやすく投影する次世代のレジュメ」です。使い方も表示方法
も画期的ですので、ゲームキャラクターのステータス画面のように、すぐにその便利さ
に気付くことでしょう。また、IoT との密接な連携も特徴であり、各種センサーから得
られるデータを基に推定した勤務中の業務内容や、位置情報などで構成される「データ
に基づくエビデンス」が就業実績の証拠になります。
Metamo トークンは、イーサリアムを基盤にしています。さらに、開発の過程で生まれ
る成果を雇用契約の分野でも活用し、雇用契約をスピーディーに完結させるスマートコ
ントラクトの仕組みも導入することにしました。
今回の ICO では、Metamo トークン(MTM)は 1 BTC = 4,600 MTM または 1 ETH
= 380 MTM のレートで、2017 年8月 15 日~2017 年 8 月 31 日に配布される計画
です。配布ボーナスや詳細なルールは Crowdsale Plan の章をご覧ください。

1 万が⼀のカード紛失やセキュリティ向上のために IC カード内に個⼈データは記録されません。全てクラウド上のセキュアな環境に記録されます。

#2. Background
##2.1. Vision and mission

多くの国において、転職・就職の分野は「情報の非対称性」で溢れています。それは
どのような雇用契約であっても変わりがなく、正社員やパートタイマー、フリーラン
スワーカーであっても同じことです。

求職者が提出するレジュメは、時に見づらく、端的で内容量が足りず、嘘で溢れてい
るかもしれないと企業は疑っています。したがって、企業は試用期間を設けるといっ
たことや、一定期間は賃金を安く設定します2。多くの求職者は自分の軌跡(Path)を証拠に基づいて正確かつ分かりやすく伝える術が無い為に、過剰な不利益を被っているのです。

企業は度重なる面接やテストを経て求職者の能力を見抜くことができたならば、条件の良いオファーを出すことで優れた人材を獲得できるチャンスを得られます。それでもなお、ミスマッチが起きてしまうのが現実です。

面接やテストは時間と手間が掛かるので、レジュメ段階でのスクリーニングも重要です。しかし全く不思議なことに、コストカットを掲げている経営陣の多くは、良い人材を獲得するために情報の非対称性を逆手に取る転職エージェントに高い報酬を支払っていることが往々にしてあります。目的に対する最適な手段とは到底思えないものです。

シリコンバレーや伝統的な企業が採用ノウハウを研究していますが、問題の根源は情報の非対称性です。求職者を知るための情報が圧倒的に足りないのです。ミスマッチが原因で生産性やクリエイティビティは向上せず、労働者がやる気を失うと企業の成長は鈍化すると私たちは考えています。大げさに言えば、人類にとっての損失です。

特に、世界中の大半を占めるフリーランスワーカーやパートタイマーはリファレンスが得られ難く、情報量が極端に少なくなります。そのような雇用形態が多く、人口が急増している地域で最適なソリューションが未発達であるのは、社会にとっても大きなリスクです。私たちの Metamo Platform はこれらの問題を解決するソリューションであり、Metamo トークン(MTM)がそれらの地域でデファクト・スタンダードになることを目指しています。
経済成長の余地があるということは、必然的に MTM の価値が高まっていく可能性を秘めているのです。

##2.2. Fusion of technologies

今日、産業全体に大変革が訪れようとしていることは、多くの方々が気付いていると思います。関連する代表的なテクノロジーを並べると、Blockchain・FinTech・IoT・Deep Learning・Machine Learning・5th Gen Mobile Networks(5G)などが有名です。

これらの単語を使ったビジネスがバズワードのように捉えられることがありますが、私たちは堂々と宣言します。Metamo Platform は、目的達成のために前述の技術をもれなく組み合わせます。

「これはダメだ」と思った方は少し待って下さい。20 年以上前にインターネット関連ビジネスを始めたチャレンジャー達は、乱立する規格と基幹ソフトウェアを上手く組み合わせることで素晴らしいサービスを実現しました。何よりも注目すべき点は、目的達成のために技術を組み合わせたスタートアップが、現在のハイテク業界を代表する企業になっていることです。目的が存在し、その実現のために様々な技術を組み合わせることが重要なのです。

補足すると、当時は OSI model における低レイヤーの覇権争いが比較的に激しく、HTTP・SOAP・REST・オペレーティングシステム・DOM などが有名です。

当時と単純比較できませんが、インターネット関連技術が現時点における必要条件を満たしつつある現在3、様々なサービス・フレームワーク・テクノロジーを目的達成のために組み合わせることは重要なことで、それを実現するのが Metamo Platform なのです。

また、5th Gen Mobile Networks のように、近い将来に求められる基幹技術も貪欲に取り込む必要があります。詳しくは Metamo Sphere の章で言及しますが、私たちは労働者のために、労働者が自発的に身に着け、労働者が自己管理できる IoT デバイスを必要としています。
そのデバイスの普及数は膨大になること予想され、現在の 4G ネットワークではMetamo Sphere の可能性が制限されてしましますが、5G ネットワークでは本領発揮されます。
私たちは、明確な目的を持ってトレンド技術とレガシィ技術を混ぜ合わせていくことが重要であると考えています。

(中略) 詳しくは上記ホワイトペーパーPDFをご覧ください

#6. Metamo トークン(MTM)
##6.1. 民主的なガバナンスのためのエンジニア報酬制度
Metamo Platform の中において、Metamo トークン(MTM)のガバナンスが民主的に機能していることは極めて重要です。使用用途が極めて多く、社会的な結びつきが極めて強い Metamo トークンは、Metamo の独裁的決定で開発の方針が大きく変更されることや、ハードフォークのような出来事を可能な限り避ける必要があると考えています。

深く尊敬する Status や Colony などは、トークンに対する影響力をステークホルダー
に持たせる手段として、ソフトウェア開発方針への関与権が与えられています。
Metamo は民主的なガバナンスが機能するように、四半期末ごとに MTM トークンの
保有量に応じて、保有者に対して一定の割合で MTM-Dev トークンを配布します9
。これは譲渡不可能なものであり、ソフトウェア開発事項の提案・開発優先度・開発重要度への投票にのみに利用することができます。MTM-Dev トークンは使用期限が定められており、現時点での案では MTM-Dev トークン配布日を含めて 30 日後に消滅する予定です。そして、また次の四半期末に新たな MTM-Dev トークンが配布され、それが繰り返されます。

GitHub の Issue に対してソフトウェア開発で貢献したエンジニアには、Issue に集まった MTM-Dev トークンの総量に対して、一定の割合で MTM トークンが報奨金として渡されます。割合について現時点で明確な決定を下すことはとても難しいものです。民主的に決められた優先度・重要度・人気の提案といったパラメーターを出来る限り割合に反映したいと考えていますが、ソフトウェアの特性上、プログラミングコードのボリュームと解決すべき問題の複雑性、そして重要性(緊急性)は必ずしも一致しません。
MTM 全体のバランスや Status などの類似方式の推移を見ながら、報奨金に関して、民主的かつ客観的な判断を取り入れる為の方法の模索を続けます。

#8. Crowdsale Plan (ICO)
Metamo トークン(MTM)の発行手順は、Ethereum を用いたスマートコントラク
トを利用して運営されます。
l Metamo トークン(MTM)はスイスをベースにしたチームが発行します
l 1st Crowdsale における MTM の発行上限は 300,000,000 です
l ETH および BTC 建てで 3,780 万スイスフランに達した時点で 1st
Crowdsale は終了します
l 1st Crowdsale 終了後は、Variable Crowdsale が 24 時間限定で始まり、
24 時間経過した時点で全ての Crowdsale は終了します
l ICO は 2017 年 8 月 15 日午前 8 時(GMT+2)に開始され、2017 年 8 月
31 日(GMT+2)に終了します。公式サイト上で事前に受付手順を公開す
る予定です
l Metamo ICO Official Web Site と Slack 公式アカウント以外で発信され
る情報以外は非公式です。必ず信頼できる情報源を参照してください
l 受け入れ可能コインは BTC または ETH(Ether)の 2 種類です
l Metamo Platform の開発に対して支援の意思があり、ICO 参加を行う場
合、指定されたアドレスに Ether または BTC を送ることによって ICO 参加
のプロセスは完了します。
l 1ETH あたり 380MTM,1BTC あたり 4,600MTM のレートで Metamo
トークン(MTM)が発行されます
l MTM は ICO 期間終了日を起算日として 7 日後以降に配布されます。BTC
を使った送金の場合は7日よりも日数が掛かる場合があります
l BTC 送金の場合、Metamo ICO Memberʼs Web Site を通じて、送金を一
致させるためにアカウント担当者からメッセージ機能を通じた確認に協力し
て頂くことがあります
l BTC 送金の場合かつ Ethereum を利用した経験がない方は、画像つきのマ
ニュアルに沿って、登録が簡単な Ethereum ウォレットを作成すること
で、MTM が付与されたことを確認することができます
l 法規制により、アメリカ合衆国および自治領からの購入、アメリカ合衆国市
民は参加することができません。また、自国における最新の法規制を確認し
てください
l MTM はいくつかの仮想通貨交換所での取引を予定しています

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