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ImageMagickで白抜き文字を書き込む

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コマンド

convert input.jpg -gravity southeast -pointsize 200 -fill '#000' -stroke '#000' -strokewidth 50 -annotate 0 'test' -fill '#FFF' -strokewidth 0 -annotate 0 'test' output.jpg

以上のコマンドで、画像の右下に白抜き文字を書き込むことができます。

解説

まず、ImageMagickのコマンドは、おおよそ記載した順に処理が行われていくことに留意してください。

convert input.jpg

まず、下地になる画像が用意されます。

-gravity southeast

画像の上から何かしらを配置する際の基準位置を設定します。
southeastの場合は右下になります。

-pointsize 200

フォントサイズを設定します。この例では200です。

-fill '#000'

文字色を設定します。今回はRGB形式で黒に設定しています。

-stroke '#000' -strokewidth 50

文字の縁取りの色と幅を設定します。今回は文字色と同一の黒に設定しています。
ちなみに、文字色と縁取りの色を変えて白抜き文字にすることもできますが、縁取りで文字本体が削り取られたような出力になります。縁取りが細ければ好みの問題になりますが、縁取りが太い場合は視認性の問題が出てきます。

-annotate 0 'test'

-gravityで設定した基準位置からずらさず(0)、testという文字を配置します。

ここから、黒い文字の上に書き込む白い文字の為の設定を行っていきます。
上書きすべきパラメータ以外はそれまでの設定に準ずることに注意してください。

-fill '#FFF'

文字色を白に変更します。

-strokewidth 0

上から書き込む文字は細い必要があるので、縁取りの幅を0にします。

-annotate 0 'test'

先ほど書いた文字の上から、同一の文字を書き込みます。
基準位置・フォントサイズについては上書きを行っていないため、下にある文字に被るように書き込まれます。

output.jpg

最後に、指定したファイル名で書き出されます。

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