2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

ATX電源の廃物利用(ダイソーのラックと3Dプリンタで作る安定化電源)

Posted at

使わなくなったATX電源、捨てるにはもったいない。
活用方法は無いものかとググっていると沢山の方が改造して安定化電源として使っているようです。
fig1.JPG
配線をバラしたり、金属加工したり皆さん力作揃いですが、余り手をかけずに出来ないものかと思案。

しかしながら、こういうのを作る場合は、ケース加工が面倒です。
そこで、ダイソーの小型ラックを使い、パネル部分や固定部分は3Dプリンタで作りました。
3Dプリンタは2年前に買ったEnder3を使いました。
綺麗に仕上げるには調整が中々むずいしいのですが、
売り物にするわけでは無いので造形時間が長いので適当の仕上がりで妥協しました。

材料

ATX電源 1ケ 廃物利用
ジョイントラック用棚 300mm × 150mm 2ケ ダイソー
延長ポール 240mm 4本 ダイソー
固定部品 4個組 2ケ ダイソー
ATX電源検証用ボード 1ケ Amazon
デジタル電圧・電流計 3ケ Amazon
端子 6ケ 千石電商
パネル・固定部品 自作:3Dプリンタ
インシュロック 少々
配線材料/取付けネジ/収縮チューブ 少々
インサートナット 少々 Amazon

3Dプリンタで作った固定部品

3Dデータの作成はSketchUpを使いました。 Web版なら造形用のSTLが出力できます。
fig2.JPG
fig3.JPG
fig4.JPG

配線

ATX電源や検証ボードのラックへの取付は、予め取付部品に明けておいた穴を利用してインシュロックで網部分に固定しています。
fig5.JPG
fig6.JPG
fig7.JPG
今回使ったATX電源の無負荷出力電圧は、

3.3V 3.3V
5V 4.82V
12V 12.8V
だったようです。(パネルメータと2種類のテスターで確認)

補足

3Dプリンタで造形した取付け部品にATX電源検証ボードをネジで取付けるにはタップを切らなければなりませんが、深さが無いと大変なので今回は「インサートナット」を熱圧入しました。
予行演習をしてからやったのですが、これが中々難しかったです。
fig8.JPG

所感

割と短時間に安く製作できました。

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?