使わなくなったATX電源、捨てるにはもったいない。
活用方法は無いものかとググっていると沢山の方が改造して安定化電源として使っているようです。
配線をバラしたり、金属加工したり皆さん力作揃いですが、余り手をかけずに出来ないものかと思案。
しかしながら、こういうのを作る場合は、ケース加工が面倒です。
そこで、ダイソーの小型ラックを使い、パネル部分や固定部分は3Dプリンタで作りました。
3Dプリンタは2年前に買ったEnder3を使いました。
綺麗に仕上げるには調整が中々むずいしいのですが、
売り物にするわけでは無いので造形時間が長いので適当の仕上がりで妥協しました。
材料
ATX電源 | 1ケ | 廃物利用 | |
ジョイントラック用棚 | 300mm × 150mm | 2ケ | ダイソー |
延長ポール | 240mm | 4本 | ダイソー |
固定部品 | 4個組 | 2ケ | ダイソー |
ATX電源検証用ボード | 1ケ | Amazon | |
デジタル電圧・電流計 | 3ケ | Amazon | |
端子 | 6ケ | 千石電商 | |
パネル・固定部品 | 自作:3Dプリンタ | ||
インシュロック | 少々 | ||
配線材料/取付けネジ/収縮チューブ | 少々 | ||
インサートナット | 少々 | Amazon |
3Dプリンタで作った固定部品
3Dデータの作成はSketchUpを使いました。 Web版なら造形用のSTLが出力できます。
配線
ATX電源や検証ボードのラックへの取付は、予め取付部品に明けておいた穴を利用してインシュロックで網部分に固定しています。
今回使ったATX電源の無負荷出力電圧は、
3.3V | → | 3.3V |
5V | → | 4.82V |
12V | → | 12.8V |
補足
3Dプリンタで造形した取付け部品にATX電源検証ボードをネジで取付けるにはタップを切らなければなりませんが、深さが無いと大変なので今回は「インサートナット」を熱圧入しました。
予行演習をしてからやったのですが、これが中々難しかったです。
所感
割と短時間に安く製作できました。