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こんにちは。
こちらの記事に興味を持っていただきありがとうございます。

不定期に読書感想文をプログラマーにとって有益になるように
まとめています。

今回は大ベストセラーとなっているこの本、
「嫌われる勇気」の続編、
「幸せになる勇気」をご紹介します!

幸せになる勇気は仕事・恋愛・友人関係などあらゆることに関して
悩みを持っている人にとって必要な行動指針書である嫌われる勇気を
より具体的に書いたいわばノウハウ本のようなものです。

概要としてはアドラー心理学を哲人・青年の対話形式で紹介するもの。

原因論・目的論や共同体感覚など、とても大事な概念・考え方が
たくさん紹介されていますが、今回は「課題の分離」の概念を紹介しつつ
「今すぐできるあなたの仕事がラクになるたった1つの方法」の話をしていきます。

私自身、課題の分離を少しずつ実践してきたおかげか、
人の愚痴を言うことなんてまずなくなりましたし、
どれだけ長く働いても、どんな仕事に就こうとも
しんどいと感じることはほとんどなくなりました。

今すぐできるあなたの仕事がラクになるたった1つの方法

とてもシンプルです。

常に
「これからどうするか」を
考えるだけです。

その中で「悪いあの人」や
「かわいそうな私」がすぐ頭に
浮かんできてしまうかもしれません。

しかしそれは忘れてください。
あなたの仕事・人生には1ミリも
役に立ちません。

自分は悪くない、自分はこのままで良いと自己暗示してしまうので、むしろ
悪影響になってしまいます。

あなたは人から
「悪いあの人」や「かわいそうな私」の
話を聞いてどのように感じますか?

聞いて得られるものってなんですか?

それで傷ついた自分の心や
自分の抱えている問題が
良い方向に向かいますか?

お互いに傷を舐め合っても
傷は治りません。

傷には絆創膏を貼ったり
消毒しないといけないですよね。

このように、
あなたを苦痛から遠ざけるには
今を憂えるのではなく、
「これからどうするか」を
考えた方が明らかに早いのです。

悪いあの人、かわいそうな私をどうしても考えちゃいます…

アドラー心理学を学んだことがあれば
わかるかと思いますが、
悪いあの人、かわいそうな私が
頭によぎらないなんてなかなか
すぐにはうまくいきません。

私もアドラー心理学に感化されて
色々実践していますが
それでもよぎることは多々あります。

だからこそ大切なのは
頭によぎったときはそれを自覚し
次は言わないぞと決める、
これを何度も繰り返すことです。

なぜこれからどうするかを考えるのは難しいのか

理由は単純です。
これからどうするかを考える=
自分が変化する

ことだからです。

人間は恒常性といって、
変化をおそれる性質があります。

変化するということは
今までと違う結果になることです。

今までは死ななかったけど、
違う結果が出れば死ぬかもしれませんよね?

だからこそ、
悪いあの人、かわいそうな私を
思いつき口に出すことで
自分が変化しなくて良いように
正当化するのです。

これはたとえ相手がどれだけ悪くても、
こちらがどれだけかわいそうな立場でもです。

正当化すると現状が変化しないため、
苦しい状態がずっと続きます。
だからしんどい。

現状を少しでも変化させると
もしかしたらもっと苦しくなる
かもしれませんし、今よりも
ラクになるかもしれません。

ただ今の苦しさとは違うものへ
確実に変わります。

だからこそあなたの仕事が
ラクになるためには
「これからどうするか」を
考え、行動する以外ないのです。

プログラマーだったら
どこでエラーが起きているか
問題を切り分けたり、
有識者に聞いてみたり、
今一度どういう流れで処理をしているか、この処理で叶えたいことはなにか?を言語化してみたりやることはたくさんあります。

プログラマーはコミュニケーションが
とてもとてもとても大切なので、
コミュニケーションを円滑にするための施策・行動を変えてみても良いですね。

正直一朝一夕でどうこうなるもの
ではありませんが、実践する価値は
十二分にあります。

仕事をラクにタノしくしていきましょう!

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