背景
sshコマンドを叩くと、様々な理由でWarningが出ることがある。
概要
致命的なエラーではないものの、ノイズになってしまい作業の邪魔になってしまうことがあるので、これらを非表示にする方法について記載します。
Warningの原因
まず自分がよく遭遇するWarningとその原因について紹介します。
1つ目
WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!
原因:sshサーバ証明書リストというのがあり、.ssh/known_hostsに保存されているのですが、ここの情報が違う時に出るWarningです。
2つ目
Warning: Permanently added 'xx.xx.xx.xx' (ECDSA) to the list of known hosts.
原因:初めて接続する場合や、以前接続したことのあるホストの証明書が変更された場合に出力されます
解決方法
UserKnownHostsFile
.ssh/config
にUserKnownHostsFile=/dev/nullと設定するとknown_hostsに書き込むという処理をスキップできます。
WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!
のWarningを削除するのに設定しました。
Loglevel
.ssh/config
にLoglevelを設定することで表示内容を制御することができます。
デフォルトではINFOが設定されているので、Loglevel ERROR
と設定するとWarning: Permanently added
の出力は非表示になります。
まとめ
- 一部ではありますが、Warningの内容と、原因、解決方法についてまとめてみました。
- 設定の際はセキュリティ等を考慮して正しく制御してください。