はじめに
今、話題のChatGPTですが、無料でつかえるものの、企業で利用しようとすると、使ったデータが再学習に使われるリスクがあると言われています。
一方で、API接続で使った情報は、再利用されないようですので、企業でChatGPTを利用する場合、API接続で利用する方がリスクが小さいです。
そこで、PythonプログラムからAPI接続でChatGPTに接続する簡易チャットプログラムを作成しましたので、ご紹介します。
環境
Windows10
Python3.8.8
流れ
・API接続の料金
・APIキーの取得方法
・PythonプログラムでChatGPTに接続する基本プログラム
・トークン取得とパラメータ
・GUIチャットプログラム作成
最終画面イメージ
最終的に、以下のようなChatGPTを組み込んだチャットアプリを作成しました。
YouTubeでの解説:
上記の作業の流れをYoutubeで詳しく解説していますので、ぜひ、ご覧ください。
サンプルソース
YouTubeで紹介している処理の初期版プログラムソースです。
import openai
import os
openai.api_key = os.getenv("OPENAI_API_KEY")
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
max_tokens=100, #トークン数の上限を設定
temperature = 0.5, # 0~2.0の値を指定
messages=[
{"role": "user", "content": "ChatGPTについて教えてください。"}
]
)
print(response.choices[0]["message"]["content"].strip())
print(response.usage["prompt_tokens"])
print(response.usage["completion_tokens"])
print(response.usage["total_tokens"])
サンプルソース2
YouTubeで紹介している処理のプログラムソースの最終版は、YouTubeの詳細ページからのLinkで紹介していますので、そちらをご覧ください。
https://youtu.be/sC2mDk2L-r4
最後に:
今回は、ChatGPTに対してPythonでAPI接続するプログラムを作成しました。
意外と簡単に出来ましたが、このプログラム作成もChatGPTやBing-AIを使って作成しました。
もう、ChatGPTなしには、プログラムが作成できません!
今後も、良さそうなプログラムが出来たら、ご紹介したいと思います。