はじめに💥
この記事をご覧のWebサービスを公開しようとしているみなさん!🫵🫵🫵
もし、公開予定のサービスが他人の通信を媒介するもの or 電気通信設備を設置するもの1なら、総務省へ電気通信事業者届出が必要になります!
この記事ではそんな届出をするみなさんにWakari yasuku & Yasashiku?解説するので是非どうぞ!
全体の流れは右の目次メニューからご確認ください
この記事が届出のサポートになれば幸いです!
※書いてる人はちゃんとした届出電気通信事業者です。
それでは早速本題に入りましょう!
電気通信事業者届出が必要かどうかを確かめる!📖
電気通信事業法が適用されるのは、「電気通信事業を営む者」です。
ここでは、その「電気通信事業を営む者」がどのようなものなのか解説します!
電気通信事業法が適用されて、届出or登録が必要なのは...?
電気通信事業法が適用されて、届出or登録が必要なのは以下に該当する場合!
-
他人のために役務を提供していますか?
これは、役務(サービス)が、他人のために提供されているかどうかの質問です。
例えば、 アコダニアン左村 さんと オフムラニアン右町 さんの通信を媒介する、メールサービスなどが該当します! -
下記の電気通信役務(サービス)を提供していますか?
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電気通信設備を用いてサービスを提供していますか?
電気通信設備というのはサーバーとか回線とかの通信に必要な設備こと!
自宅サーバーでも、レンタルサーバー、AWS、Google Cloudでも、電気通信設備を使用しているのならば、これが該当するようです!
さらにポイントなのが、 -
[1.]の提供を反復継続していますか?
つまり長期にわたって[1.]で言っているサービスの提供をしているのならば該当するようです!
臨時のサービスなどはこれに該当しないようです。
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電気通信設備を用いてサービスを提供していますか?
-
料金を徴収するなど、利益を得ようとしていますか?
これはもうそのまんまで、サービスを提供することで利益を得ようとしていれば当てはまります!
広告を貼って利益を得る場合も該当しますし、利益を実際に得ていなくても得ようをしているのであれば、該当するようです!
これらすべての質問がYESなら...⭕
おめでとうございます
あなたは"電気通信事業を営む者"に当てはまります。
一つでもNoならば...❌
あなたは"電気通信事業を営む者"に当てはまりません!
つまり、電気通信事業法も適用されないということです。
個人のホームページやECサイトなどは、該当しないというわけですね。
ここまで読んでいただいて少し申し訳ないのですが、実際には別の解釈があったり、もう少しいろいろ確認しなければいけない点もあるので、以下の総務省のドキュメントもご確認ください!
電気通信事業者には「登録」と「届出」の2パターンある
電気通信事業者には、登録しなければいけないパターンと届出でいいパターンと2種類あるので、それについても少し話ししましょう
これらは、提供するサービスの種類によって分けられます。
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電気通信回線設備を設置していますか?
電気通信回線設備というのは、送信場所と受信場所をつなぐ、設備みたいなものです-
端末系伝送路設備の設置の区域が一の市町村(特別区を含む。)の区域を超えていますか?
送受信者をつなぐ光ファイバーとかが一つの市区町村の区域を超えているかどうかってことらしいです -
中継系伝送路設備の設置の区間が一の都道府県の区域を超えていますか?
通信用の中継局間が一つの都道府県の区域を超えているかどうかってことっぽいのかな?(勝手な解釈)
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端末系伝送路設備の設置の区域が一の市町村(特別区を含む。)の区域を超えていますか?
-
他人の通信を媒介していますか?
「他人の通信の媒介」ってのは情報の内容を変更することなく、伝送・交換して通信することらしいですね
[1.]の中の「端末系伝送路設備...」or「中継系伝送路設備...」が当てはまる場合
あなたは「登録」が必要な電気通信事業者になります!
ここでは登録のやりかたは解説しないので、ほかのチュートリアル?を読んでください!
[1.]が当てはまらず、
[2.]の、「他人の通信を媒介していますか?」のみ当てはまる場合
あなたは「届出」が必要な電気通信事業者になります!
すべて当てはまらないのであれば届出も登録も必要ないらしいです!
ここまでの流れを超ざっくり解説すると...🙃
他人のために通信が必要なサービスを提供します!
あとお金もほしいです!
┗ 電気通信事業を営む者
↑に一つでも当てはまらなければ電気通信事業を営むものではなくなります!
電気通信事業を営む者です!
通信用の回線とか設備も独自で引きます!
回線とか設備は市区町村or都道府県を越える範囲になります!
┗ 「登録」電気通信事業
↑少しこの記事では曖昧なので詳細は総務省のドキュメントでご確認ください
電気通信事業を営む者です!
通信用の回線とか設備は引きません!
すでにある通信回線を使います!
他人の情報を媒介して通信させてあげるサービスです!
┗ 「届出」電気通信事業
↑Webサービスとかのことですね
e-Govで届出をしてみよう!📨
いつ届出をすればいいの?📅
届出はサービス開始前にする必要があります!
お金かかる?💰
住民票の発行と住民票の郵送が必要なのでその分だけ必要です!
早速e-Govを使って届出をしてみよう!🖌️
まず、下のサイトからe-Govにアカウント登録してe-GovのアプリをPCに入れておきましょう!
e-Govを初めてお使いの方へ
e-Govの準備ができたら、上のメニューより、「手続き検索」に移動して、「電気通信事業の届出」と検索しましょう!
画像にある「電気通信事業の届出」を押してください!
届出の申請書を書く前に、申請する人がどんな人なのかを選択する画面がでてくるので、ご自身に適したものを選択してください!
申請書を書く画面に移ったら、まず、「申請者情報」と、「連絡先情報」を記入しましょう。
それらが終わったら、「電気通信事業の届出」を記入していきます。
「様式第8」の記入について、以下の情報を記入してください!
※個人の場合です!法人の場合は適切に合わせて記入してください。
最初の年月日 - 提出日を記入してください
郵便番号 - ご自身の郵便番号を記入してください
住所の上のふりがな - 住所の読みを記入してください。住民票と同じ内容でなければいけません
住所 - 住所を記入してください。住民票と同じ内容でなければいけません
氏名の上のふりがな - お名前の読みを記入してください
氏名 - ご自身のお名前を記入してください
法人番号 - 個人なので記入しませんでした
担当部署名 - 個人なので記入しませんでした
電話番号 - ご自身の電話番号を記入してください
電子メールアドレス - ご自身のメアドを記入してください
提供区域 - [全国] or [都道府県単位で記載]
~~通常は記入不要な欄がたくさんあるので一気に飛びます!~~
事業開始予定年月日 - サービスを始めようと思ってる日を記入してください
「様式第4」の記入について、以下の情報を記入してください!
※個人の場合です!法人の場合は適切に合わせて記入してください。
ご自身の行うサービスに合わせて合っているものにチェックをつけてください!
「添付書類」(様式第3)を添付します!
ネットワーク構成図を添付します。
私は、以下のページから、様式第3のWordファイルをダウンロードして、Wordファイルにdraw.ioで書いたネットワーク構成図を貼り付けてpdf化して添付しました。
届出書類(届出電気通信事業)のダウンロード(国内法人等向け)
最後に、「提出先機関」の選択です。
ご自身の住んでいる地域に合わせて総務省の総合通信局を選択してください!
総合通信局等の管轄地域と所在地
そしたら、送信内容を確認して、送信しましょう!
届出の送信後、何をすればいいの?🤔
届出後、総合通信局から、メールが来て、「追加書類が必要だよ~住民票送って~」と言われるので、住民票などを封筒に入れて総合通信局まで送りましょう!
送った封筒の中身はこんな感じ
- 住民票の写し(コピー不可) - 役所とかコンビニで新しくもらってきましょう
- 電気通信事業の届出したよーってメモ書き - 電子申請したときのメアドと電話番号書きました
特に返信用封筒等は必要ないようで、届出が受理されたあと、通知書がメールにPDFで添付されて送られてきました。
必要かどうかは、メールや電話で事前に問い合わせてみると良いかもしれません!
申請後、届出内容に変えたいところがあったら?⚠️
変更がある都度、総合通信局に申請が必要なようです!
総務省のドキュメントを読みながらその都度申請をしましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか?
無事に届出が受理されて良いサービスが公開されることを願っております!🙏
この記事に全ての情報が乗っているわけではないですし、100%正確な情報が乗っているわけではないので、あくまでも、軽い参考程度にしていただけると幸いです!
実際に届出を行う際は、総務省のサイト等を見ながら、届出を行ってくださいね~
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!
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他にも色々条件みたいなのはあるのでしっかり届け出が必要か確認してください! ↩