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Mac用 Apple英字配列(US)キーボードにおける日本語入力切替のおすすめ:Commandキーのみで実現


2019/02/16 更新

日本語環境向けの設定がバージョンアップしたので少し記事を更新し、不具合について削除しました。修正に感謝!

既に設定された方は、古い設定を削除し、こちら(画像)をImportして追加することで設定を更新可能です。

image.png


概要

※こちらはMacユーザー向けの記事です。→Windows向けの記事

プログラミングにとっても使いやすい(私の偏見)Apple US Keyboard(英字配列)を使うメリット(下記)は多々あります。

しかしJISキーボードには存在する入力切り替え用の英数キー かなキーがないため、最初はCommand+Spaceで日本語入力の切り替えを行わなければなりません。が・・・

このままでは テキストエディタの入力補完機能 (大抵はCommand+Space、WindowsならCtrl+Space)と衝突する場合があります!

個人的には 入力補完機能 は'Command+Space'に割り当て、 日本語入力切り替え は別の方法で行いたい。

それがフリーソフトを使って簡単に実現できます。

この記事では、左Commandを英数キー、右Commandをかなキーに割り当てるように設定します。もちろん、元々のCommandの機能は維持され、コピー(Command+C)や貼り付け(Command+V)などのショートカットも利用でき、Commandを2回連続で押すことで入力中の文字の英字・日本語の変換も可能です。

※入力補完機能:関数名などを途中まで入力すると候補が表示される機能のこと。Microsoft Visual Studioではインテリセンスと言ったりしますね。

awkus.PNG


手順


動作確認環境

MacbookAir + Apple Wireless Keyboard US (MacbookAir付属キーボードはJIS)で動作確認済み。似たような環境なら動作すると思います。※記事投稿時期の話で、2015年頃〜US配列のみで利用・確認しています。


ダウンロードするもの


Karabinerの設定

以下のスクリーンショットを参考にし、「複雑な変更(Complex Modifications)」「ルールの追加(Add rule)」「ルールをインポート(Import more rules from the Internet...)」を使って新しいルール「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。(左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな) (rev 3)」を追加します。 (2019/02/16 rev2rev3 に更新)

Karabiner.png

Karabiner-2.png

import-from-online.png


標準の入力切り替えの無効化(Command+Spaceの無効化)


  • 左上のメニューからシステム設定>キーボードと進み、画像のようにCommand+スペースが割り当てられている設定のチェックを外します

setting.png


標準の入力切り替えを無効化しない場合(Option+backtick/backquateにする)


  • もし他の入力ソース・IMEを使う場合は、このように変更することをおすすめします。

image.png


OS X Yosemiteの場合(設定の配置が異なる)

OS X Yosemiteの場合はここにありました。(英語で使っていますが、日本語でもおそらく同じような配置だと思います)

osxyosemite.png


コマンド2回押し(英数2回押し・かな2回押し)の対応

わかりやすい記事がありましたので、こちらのブログを引用させていただきました!感謝。スクリーンショットを読むか、以下のURLから引用元を参照してください。

http://yhashii.blog.fc2.com/blog-entry-1481.html

Screen Shot 2018-08-23 at 10.12.48 PM.png


そもそもなぜUSキーボード?

興味本位でこの記事を見ている人のために、英字配列のメリットとデメリットも書いてみました。


US配列(英字配列)キーボードを使うメリット


  • 記号の配置が大きく異なる


    • 括弧の入力キーが横並びになっている 例えば{ }や[ ]など直感的に入力できる

    • UNIX操作時の記号入力が楽ちん(あまりShiftを押さなくてOK)

    • そんなわけでプログラミングに最適

    • 開発ツールなどで使うショートカットキーがUS配列を前提に設定されていることがあり、カスタマイズなしでも操作性が高い




  • 英数キーかなキーが無い分、CommandキーSpaceキーに近い


    • Commandキーに楽々親指が届く これに慣れたらもう抜け出せない…

    • ショートカットを駆使する人にとって、入力がとても楽になる



  • Macbookの場合、ホームポジションに手を置いたときにトラックパッドが両手のちょうど間に位置する


    • JISの場合は右手が触れてしまう位置にトラックパッドが配置されているのに対し、USなら問題なし




US配列(英字配列)キーボードを使うデメリット


  • 日本ではほとんど販売されていないため入手しづらい(Apple Storeなら買えるが、Mac向けである)

  • MacbookではUSキーボードを選択できるが、日本では他のほとんどのノートパソコンにおいてJISキーボードが採用されているため選択肢が限定的

  • 日本ではやっぱりマイナーなので、他の人が使った際に記号の入力などで困る場合がある

  • 最初に日本語入力切り替えのための設定が必要(というより、推奨) ※ちなみに英字配列の場合、デフォルトではAlt+~で入力切替を行う

以上です。お気に入りの開発環境を作っていきましょう。


おまけ


Caps lockキーをMission Control(ミッションコントロール)に割り当てる

以上を設定した上で、もうひとつ「Caps Lock」キーの割り当ても変えてみました。しばらく使ってみて、使い心地がよいので一例として紹介します。Mission Control(ミッションコントロール)は通常「Fn+F4」ですが、Caps Lockに割り当てる事で気軽に多数のウィンドウを管理できます。(手軽なアプリの切り替えにはCommand+Tabの方が早いので、お忘れなく!)

caps_lock_mission_control.png

その他にも、是非お好みのカスタマイズを見つけて下さいね!


ATOKの設定例

できるだけ無料のIMEを使いたいところですが、私の経験上、おそらくATOKほどビジネス文書の作成に長けたIMEはありません。私はこんな感じでチェックをすべて外して使っています。(中国語は趣味で使っています。)

ATOK.png

(コミッション等受け取っていませんが、個人的に好きでおすすめしています!)


古い情報

以下、古い情報を打ち消し線を引いて残しておきます。見たい場合があるかもしれません。こちらのキー設定ツールの名前は、昔はKeyRemap4という名前でした。


Karabinerの設定



  • 一覧からCommand_L to Command_L(+ When you type Command_L only, send EISUU)をチェックして、左コマンドだけの入力を英数キーとして使用します ←古いバージョンの方法です!


  • 一覧からCommand_R to Command_R(+ When you type Command_R only, send KANA)をチェックして、右コマンドだけの入力をかなキーとして使用します ←古いバージョンの方法です!

keyremap4_a.png

私のようにMacbookはJISキーボードで買っちゃったけど、後からワイヤレスのUSキーボードを買い足して使っている方は下の画像のSettingListのように設定を切り替えできるようにすると便利かもしれません。

keyremap4_b.png