Ubuntuのインストール後、プロキシ環境下で使用するために設定すること一覧
(aptを除いてユーザー毎の設定となっています)
環境設定
まずプロキシ設定の調べ方
printenv http_proxy https_proxy
もし何も出なかった場合~/.bashrc
に設定を追記するため、以下を実行
echo -e "\n## proxy setting" >> ~/.bashrc
echo 'export http_proxy="http://proxy_server:port/"' >> ~/.bashrc
echo 'export https_proxy=$http_proxy' >> ~/.bashrc
aptの設定
apt.confファイルにProxy設定を追加する
シェルにて以下を実行
sudo nano /etc/apt/apt.conf
これにより開いたapt.confファイルに以下を記述し、保存(保存はCtrl+O、終了はCtrl+X)
Acquire::http::Proxy "http://proxy_server:port";
Acquire::https::Proxy "http://proxy_server:port";
gitの設定
git用のProxy設定
###httpsを使う場合
git config --global http.proxy http://proxy_server:port
git config --global https.proxy http://proxy_server:port
###sshを使う場合
~/.ssh/config
にて以下のような設定をする
鍵の生成等は以下などを参考に設定する
GitHubでssh接続する手順~公開鍵・秘密鍵の生成から~
Host github
User git
HostName ssh.github.com
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
ProxyCommand nc -X connect -x proxy_server:port %h %p
接続テスト
ssh -T github
Dockerの設定
sudo systemctl edit docker
を実行し、以下のように環境変数の設定を行う
[Service]
Environment = 'http_proxy=http://proxy_server:port' 'https_proxy=http://proxy_server:port'
次に、クライアントの設定のため、~/.docker/config.json
ファイルで以下を記述する
{
"proxies": {
"default": {
"httpProxy": "http://proxy_server:port",
"httpsProxy": "http://proxy_server:port"
}
}
}
wgetの設定
~/.wgetrcファイルで以下を記述
http_proxy=http://proxy_server:port/
https_proxy=http://proxy_server:port/
add-apt-repositoryでのプロキシの適用
sudo
にて-E
オプションを用いることで環境変数を引き継ぐ
参考 【Proxyの外に出れない僕達のために】Proxy 環境下で sudo add-apt-repository する方法【と、sudoとhttp_proxyのなんやかんや】
以下gitの例
sudo -E add-apt-repository ppa:git-core/ppa
apt-keyでのプロキシ適用
cuda toolkit等のインストールではapt-key
を用いることがある
その際、ネットワークエラーが出ることがあるので、以下の様に--keyserver-option
を追加してプロキシ設定をする必要がある
sudo apt-key adv --keyserver-option http-proxy=http://proxy_server:port
オプションの順序として、--keyserver-optionがオプションの先頭に来る必要があることに注意