背景
- 今まで起動できたVMがキャプチャ(VMのイメージ)を取得したあと何故か起動できない
原因
- キャプチャを実行すると「一般化済み」というフラグが立てられ、「一般化済み」としてマークされたマシンは今後起動することができないとのこと。こちらはAzureで想定された動作であり、詳しくは以下の公式ドキュメントで紹介されている
- 参考資料:「キャプチャ」を実行した仮想マシンが起動できない原因と対処策について
解決策
- VMに紐づいているディスク(ボリューム)から新たにVMを新規作成することで復活できる。詳しい手順については、先述した公式ドキュメントを参照すべし
補足
- イメージを作成するときに、「一般化」ではなく「特殊化」を選択すれば、元のVMも継続して使える
- ただし、特殊化は元のVMのユーザーアカウント、アプリケーション、その他の状態データが保存されるため(既存のVMの仮想ハードディスク(VHD)のコピー)、新規立ち上げしたVMは、元のVMのコンピューター名を保持する。場合によっては、この重複情報によって問題が発生する可能性があるので注意が必要とのこと
- 参考資料:Microsoft AzureのGitHubドキュメント(MicrosoftDocs/azure-docs.ja-jp)
- ただし、特殊化は元のVMのユーザーアカウント、アプリケーション、その他の状態データが保存されるため(既存のVMの仮想ハードディスク(VHD)のコピー)、新規立ち上げしたVMは、元のVMのコンピューター名を保持する。場合によっては、この重複情報によって問題が発生する可能性があるので注意が必要とのこと
※記事タイトルの「ハマりどころ」に関しては、あくまで某の体験に基づくものであり、何某にとっては5mm程度の窪みだったりする。奇な世界でござる。
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