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dbt-coreにおけるOSS活動ことはじめその5 ~ Issueの立て方、見つけ方の話 ~

Last updated at Posted at 2023-06-09

本記事が目指すこと

  • dbt-coreにおけるOSS活動を始めるにあたってやるべきこと、学びになったことを紹介する
    • 複数回に渡り連載する予定

注意

  • 投稿時点(2023/6/9)での情報に基づくため、本記事で紹介した手順が今後も利用できる保証はありません
  • なお、本記事は筆者が所属する会社と関係なく、個人の記事であることをご了承ください

背景

  • 筆者は、ちゅらデータ株式会社に務める会社員であるが、就業時間中に職務としてのdbt-coreのOSS活動を始めた(OSS活動自体が初めての経験)
  • CONTRIBUTING.mdには明示的に記載されてない部分があったため、それらの解決策を提示する

本編

Issueの立て方、見つけ方について簡単に紹介する。

1.dbtが提供しているコントリビューター向けのドキュメントを読む

このドキュメントには、dbt-coreにOSS活動するにあたって理解しておくべき事柄が記述されている(CONTRIBUTING.mdの上位ドキュメントという位置づけ)。
例えば、サポート、トラブルシューティング、デバッグのサポートが必要な場合は、Issueを立てるのではなく、Disscussionを開くか、dbtコミュニティのSlack#advice-dbt-helpで質問してください、といった想定されるケースに対する問い合わせ先や注意事項等が記述されている。

2.Issueを見つける

  • 既存のバグを発見したり、追加したい機能がある場合は、関連するIssueがないか確認する
    • もし関連するIssueを発見して、まだ未解決であり良い提案を持っているのであればコメントする
  • 自分自身がアイデアを持っていない場合は、既存のIssueから興味のあるIssueを見つける
    • good_first_issue というラベルがついたIssueは、初めてコントリビュートする人向けのIssue。詳細な説明があったり、解決の提案が出されていたりするのでオススメ。ただし、すでにPRが紐付けられていた場合は、新規にPRを作成することはやめた方が良い

3.(既存のIssueが見つからない場合)Issueを立てる
1.[New Issue]をクリックして、関連する項目を選択する

  • Bug
    • バグまたは問題を報告する
  • Feature
    • 機能の直接的な拡張を提案する
  • Regression
    • 新しいバージョンで観察された回帰を報告する

2.定められたテンプレートに従い問題を記述し、[Submit new issue]をクリックする

参考までに筆者が作成したIssueを紹介

なお、Issueを作成すると関連する種類のタグ(例えばBugの場合はbug)とメンテナーによってレビューされていないことを示すタグtriageが自動で付与される。

その後、メンテナーによってレビューされた場合は、triageが削除されて、awaiting_responseのタグがつけられる。

それに対し、コメントを返信すると、awaiting_responseが削除されて、再びtriageのタグがつけられる。

以上。

終わりに

ちゅらデータでは、クレイジーな仲間を募集しているでござる
データエンジニア、もしくはSE系からデータエンジニアになりたい方がいればぜひ、御仁の力量に応じたグレード(ジュニア/ミドル/シニア)にて、応募するでござる

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