こんにちは、Vimを使うことをオススメしときながら使いこなせていないだいちです。
今回は初学者であればVimを使って勉強をすることを纏めた記事です。
今年でVimが30周年を迎えたという記事を見たのもあり
僕自身とそんなに変わらない年数を生きてきたんだと勝手に親近感を湧いてました。
皆さんはVimを普段から使用してますか。
僕の場合、スクールに入り課題をこなしてきたのですが
その間はずっとVimのみを使用してきました。
そんなVimを使っている話を業界の方に伝えると
驚かれることが多かった印象。
Vimが使えることでLinuxやGitなどのCLIでの操作への抵抗も無くなり、より深く理解もできます。
今回はVimを一人でも多く使ってもらいメリットを知ってもらいたいなと思い記事にしました。
この記事で伝えたいこと
- なぜVimを使うのか
- 他との差別化を図る
- 簡単なVimの使い方とコマンドの紹介
解決したい課題
- プログラミング初学者が沢山いて差別化ができない
- Vimを使えるだけで注目される(誇張しているかもw)
- 実務の際にサーバーに入ってからのファイル編集時に「わからない」をなくす。
初学者が増え続けているっぽい
コロナの影響もあってか、在宅でできる仕事としてプログラミングが様々な広告で目にするようになっています。
広告の内容として過剰で酷いものだと
「3ヶ月でプロのエンジニア!」
「◯ヶ月でエンジニアとして月収〇〇万円!」
などが出てきて参入する人は増えているように感じます。
そしてスクールなどに通ってスキルを身につけてからいざ就職活動!
みんな同じようなポートフォリオ、面接での回答。
面接官はいまいち決定力にかけてしまうかも。
あと一つ何か他の初学者との違いがあれば採用される可能性が上がるのかもしれません。
ただの初学者ではないことを示すために
タイトルにもあるようにとにかくVimを使えるようになりましょう!
可能であれば学習で使用するエディターはVim縛りにして毎日触るようにするとベスト!
Vimを扱うためにやること
環境情報
MacBook OSは何でも良き
ターミナル
上記の環境を用意してターミナルを立ち上げたら(起動)
準備完了
とりあえずVimに触れるために
vi index.txt
と打ってエンターを押下
Vimで作業ができます!
Vimの使い方(コマンドについて)
ここでは基本的なコマンドのみを纏めてます。
vi index.txt
で作ったファイルであれば消えてしまっても問題がないはずなので恐れず色々と試してみてください。
<i> インサートモード
vi index.txt
を打った後にエンターを押すと
index.txtファイルが作成されているのでその状態で
「i」を押下
これでインサートモードとなる。
入力ができるようになっているので適当に入力してみましょう。
入力し終わったらインサートモードからノーマルモード[Esc]にします。
※状態がよくわからない場合にもとりあえず[Esc]を使ってみましょう。
<Esc> ノーマルモードへ
インサートモードやヴィジュアルモード(この記事では触れない)から
ノーマルモードにする際に使用する
著者は初学時、現在の状態がよくわからなくなったらとにかくESCを押してました。
また、ESCって小指がつりそうになるので
(「Ctrl」押しながら「[」を押す)
を今は使っています。
<h> <j> <k> <l> 移動
ノーマルモードの状態でカーソルを移動するのに使用する
キー | 動作 |
---|---|
h | カーソルを左に移動 |
j | カーソルを下に移動 |
k | カーソルを上に移動 |
l | カーソルを右に移動 |
<w>や<b>などでの移動もありますがまずは基本の移動方法を身につけましょう!
ポイント → なぜ<h> <j> <k> <l>なのか?
昔に作られたADM-3A端末には矢印キーがなく代わりに<h> <j> <k> <l>が使われていた
その他のコマンド
キー | 動作 |
---|---|
u | 最後の操作を取り消して元に戻す |
x | 1文字の削除 |
dd | 1行の切り取り |
p | ペースト(貼り付け) |
:w | 保存 |
:q | ファイルを閉じる |
Vimを扱えるだけがメリットじゃない
初めは不慣れなコマンド操作で嫌気が差してくるかと思います。
それでも日々の学習でVimを使うことでコマンドラインでの操作に慣れる日が必ず訪れます。
ふとした時に Vimを知っていて良かったと思える時がくる ので楽な方に逃げず続けていきましょう!
Vimが扱えることでできることが増える
Vimが使えるとおまけで他のことに抵抗なく対応できるようになります。
僕自身が体感したのがCLIで操作ができること。
LinuxやGitを扱う時にやっていて良かったと思いました。
Vimとは直接関係ないですがキーボードのみで操作することに日頃から慣れることで
仕事の幅も広がるので心からVimを扱えるようになることをお勧めします。
注意
Vimが使えるだけでは実務はこなせません。
現場に応じて必要になってくることは変わってきますが
僕としてはVimが使えることで対応できる幅が広がるかなと思っています。
対応はできても完結できなければ意味がないのでVim以外にも学ぶべきことは沢山あるので
自身で優先順位を考えて勉強していきましょう!
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます!
自分事ですが仕事とプライベートともに忙しく記事を纏めることを疎かにしていました。
自身のスキルアップのためにもこの機会に定期的にまとめて行こうと思えたので
今回このアドベントカレンダーに参加して良かったと感じてます。
勉強しても活かさないと勉強していないのと同じ