はじめに
先日、増田 亨さん主催の「ドメイン駆動設計を導入するためにやったこと」に参加しました。
とても有意義な時間を過ごすことができたのでぜひ少しでもドメイン駆動設計について興味を持ってもらえたらと思い記事に纏めます。
また、増田さんは定期的にconnpassにてイベントの主催をしているので是非とも参加してみてください!
connpass
ドメイン駆動設計のプラクティスでカバーできること、できないこと
「ドメイン駆動設計のプラクティスでカバーできること、できないこと」
登壇者:松岡 幸一郎(@little_hand_s)
要点
- DDDの目的
- DDDのアプローチ
- ログラスにおける実践
- 活用していくための取り組み
感想
印象としては「モデリング」「テストコード」について強く語っていた印象。
ただその2点だけが大事なのではなくDDDの目的やアプローチについても重要なことがあり勉強になりました。
松岡さんは書籍を出したりコミュニティもあることが知れたので早速参加しました!
DDD Community Jp
ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド
巨大レガシーシステムの戦略評価とリファクタリングにおけるDDDの活用事例
巨大レガシーシステムの戦略評価とリファクタリングにおけるDDDの活用事例
登壇者:ミノ駆動(@MinoDriven)
要点
- コアドメインについて(重要)
- 問題領域と解決領域
- 事業領域を明確化、コアドメインの特定
- 巨大レガシーシステムの技術的負債解消
- 納得感の醸成
- 勉強会のやり方
感想
DDDを導入するためにも一人でできるものでもなく、チームで開発する以上メンバーに意図が理解されないと負債を減らすことは難しいということを知った。1番は勉強会のやり方が印象的。やってみたいけど自社では厳しい。だけどやり方自体は絶対いいので個人的にもくもく会を開いてうまいことやりたい。
News
ミノ駆動さんの本が技術評論社より今春全国出版予定
基幹システムの刷新をドメイン駆動設計で取り組む
登壇者:増田 亨(@masuda220)
要点
- why の合意形成
- how の認識合わせ
- what の体験学習
- 変更を楽に安全にするための設計方針について
- 手を動かして習得・納得・手応え
感想
ミュータブルデータモデルやイミュータブルデータモデルなど自分にはまだ聞きなれない言葉が出てきて知る機会を得れました。実は増田さんが「現場で役立つシステム設計の原則」を書いていたことを知らずにいましてこのイベントに参加して知って感動してました。ほんと良書だったので感謝の思いで増田さんのお話を聞いてました。
まとめ
ドメイン駆動設計はほんの数時間で理解ができるような内容では無いです。また、理解するための解釈の仕方も人それぞれ変わってくるしポイントも変わってくるかなという印象。それでも根っことしては変更優位性と機能性ということに対しての追求というのはみんな同じだと思ってます。いろんな人のいろんな視点を知れた今回のイベントは今後の自分に活かしていきます。