fishの$PATHにいらんのが付いてるのを消す

概要

osxにfish入れてたんですが，anacondaを新規にいれてpathを変えようと思ってツボにはまった．

結論

~/.config/fish/にあるfishd.****を消した．

anaconda3の...

ちょっとずれるのですが，メモがわりに．
anaconda3のmac版を入れると，user環境にいれられない場合があります．(謎)
その場合は，'/'にuser権限で作ります．まあなんと強引な．．．これをfishのpathに通そうとしたのが，事の始まりでした．

症状

> head ~/.config/fish/config.fish
set PATH ~/.rbenv/versions/2.4.3/bin ~/anaconda3/bin ~/.rbenv/shims /usr/local/bin /usr/bin $PATH /sbin /usr/sbin . ~/bin

などとしているのですが，

> echo $PATH
/Users/bob/.rbenv/versions/2.4.3/lib/ruby/gems/2.4.0/bin 
/Users/bob/.rbenv/versions/2.4.3/bin /Users/bob/anaconda3/bin 
/Users/bob/.rbenv/shims /usr/local/bin /usr/bin . 
/Users/bob/.rbenv/shims /Users/bob/.rbenv/versions/2.4.3/bin 
/Users/bob/anaconda3/bin /Users/bob/bin /sbin /usr/bin /usr/local/bin 
/usr/local/opt/tcl-tk/bin /usr/sbin /bin /opt/X11/bin 
/Library/TeX/texbin /sbin /usr/sbin . /Users/bob/bin

するとここでせっていしているより前に余計な(昔設定していた)pathがたくさん出てきて，これがいくらやってもきえんかった．

最初の対応

$fish_user_pathsの中に入っていて，

> echo $fish_user_paths 
. /Users/bob/.rbenv/shims /Users/bob/.rbenv/versions/2.4.3/bin /Users/bob/anaconda3/bin /Users/bob/bin /sbin /usr/bin /usr/local/bin /usr/local/opt/tcl-tk/bin /usr/sbin

これは

set -e fish_user_paths[0..-1]

で消えます．それでも残ってる場合は，fishdを消してください．
ないと自動的に生成するようですが，怖い場合は適当にcpとかね．

osx固有の問題?

osxでは

/etc/profile

が起動されるそうで， /usr/libexec/path_helperで，

> cat /etc/paths.d/*
/opt/X11/bin
/Library/TeX/texbin


/Applications/TeXLive/Library/texlive/2013/bin/universal-darwin
/Applications/TeXLive/Library/mactexaddons/bin

> cat /etc/paths
/usr/local/bin
/usr/bin
/bin
/usr/sbin
/sbin

なんかから基本となるのができるようです．

そこにfishが上書きしていくようですが，ちょっと不整合あり．

さらに，fishd.****で

SET GEMPATH:/Users/bob/\x2erbenv/versions/2\x2e4\x2e3/lib/ruby/ge\
ms/2\x2e4\x2e0/bin

が追加されています．うううん．これは？？

ruby gemsの謎...

これも少しずれるのですが．．．
ruby gemsでinstall dirをどこにするかで
みなさん悩まれます．gem envするとかで解決しますが，
gemのインストール先にrbenvが指すものとGem.user_dirがあることを知らなくてハマった話 at hatena blog
がいい感じにまとめてくれてます．

でも，悩んだのは，
EXECUTABLE DIRECTORY
です．gem env ***で出てくるかと思ったのですが，
http://guides.rubygems.org/faqs/#user-install
あるいは
http://docs.seattlerb.org/rubygems/
ここにあるrdocから
http://docs.seattlerb.org/rubygems/Gem/Commands/EnvironmentCommand.html
へ行ってsourceを見ると選べるoptionsがわかるが，そこにもありません．どこやね．．．

で，ありました．

class Gem::Commands::SetupCommand

のgenerate_default_dirs(install_destdir)の
中に．

bin_dir = RbConfig::CONFIG['bindir']

そうだよね．gemsではなくてrubyのbinだものね．．．

RbConfig.expand("$(bindir)")

で出てくることが判明．なんやrubyの標準moduleやんか．
結局sourceを読めばわかるという，rubyでよくある話．

でも，fishはそれをどこでやってる？
fish shellでrbenvを使う at Qiita
が良いようで．

omf install rbenv

でなんか動くようになった．調べる必要あり．