はじめに
AXLBIT株式会社 のAXLGEAR開発担当をしております、久恒(Hisatsune)です!
今回、社内の開発メンバーが外部のマイクロサービスのセミナーに参加したのをきっかけに、社内でもマイクロサービスについての興味が高まったので、報告、および共有の意図で、社内勉強会の開催に至りました。
その概要と、それを受けての個人的感想を簡単に紹介します!
勉強会の概要
今回の勉強会は、以下の流れで実施しました。
- 登壇者発表
- マイクロサービスアーキテクチャとは
- マイクロサービスの5つの特性
- アーキテクチャの比較
- マイクロサービスアーキテクチャの組織論
- AXLBITに生かすならば
- 勉強会参加メンバーの感想
- 懇親会
印象に残っている(感銘を受けた)モノ
1. アーキテクチャの比較
モノリス・マイクロサービス、それぞれにメリット・デメリット
がある
2. マイクロサービスアーキテクチャの組織論
区切ったプロダクトが小さい場合、 "two-pizza rule" (="1枚のピザを分け合える人数")
の小さなチームで回すことが可能
上記の選定理由(というか、感想)
1に関して、個人的に モノリス=悪, 忌むべきもの
・マイクロサービス=キラキラしたもの, モダン
というイメージを勝手に抱いていた。
ただ、実際にはモノリスで成功体験を収めているところもある 1 。 言われてみれば当たり前 なことだがモノリスにもマイクロサービスにもメリットデメリットはある
と聞いて、ハッとさせられた。改めて、銀の弾丸はないということを改めて思い知った。
また、2を聞いた瞬間、いや、1チームあたり人数少なすぎでしょ(笑) と思ったが、ふと我に返り、自分の周りの環境を鑑みると、まぁ・・・妥当なのかな・・・、と思ったり。兎にも角にも、印象に残ったので挙げさせてもらった。
...ソフトウェア開発に関しての組織論は、直感に反するものが多いなぁとつくづく思った。
最後に
今回の勉強会を終えて、アーキテクチャに対しての勉強のモチベーションが上がりました。この熱が冷めないうちに、情報のキャッチアップを続けていきたいと思っております。
差し当たって、二つの書籍
が手元にある(1は勉強会後に個人的に購入・2は会社の電子書籍)ので、これらを積読2しておきました。時間がある時に読もうと思います。
今回のように、学んだことをアウトプットすることはこうして参加者にもいい影響がありますし、何より登壇者本人への更なる理解を促進させる、言わば肥料的な役割を担う一面があると感じております。
これからもこのような発表の場を継続して開催していきたいと思っております!
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① サービス分割に備えたモノリス(モジュラーモノリスとかアグリゲートとか) ② [翻訳] Shopifyにおけるモジュラモノリスへの移行 ↩
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積読ハウマッチ: 積んでいる本の総額がわかる読書管理サービス。他者の積読もわかるようになっているので、読む本に困ったとき等は、このサイトを参考にするといいかも...!!(僕はたまに参考にします!) ↩