#はじめに
- DSPラジオの場合、クロックの供給が必要だが、多くのICでは発振回路を内蔵しており、水晶(クリスタル)を外付けで接続すればOKなケースも多い。
- 外部からのクロック供給が必要なICもあるので、水晶発振に挑戦してみた。ブレッドボード上に組んでみましたが、上手くいきました。
#使用したもの
- 水晶(32.768Khz)円筒形のやつです。
- セラミックコンデンサー 22PF * 2
- 抵抗 10MΩ、470KΩ
- ロジックIC 74HCU04
- AN299 Silicon Labsの参考資料。32.768kHzの発振回路についての資料。
- この記事を参照させていただきました。
#回路、配線
- 上記の記事を参照に回路をミニブレッドボードに組んでみました。インバータ回路は1と6を使いました。未使用の回路の入力ピンはグラウンドに落としています(開放のままでも動作しました)。
- 電源はArduinoの3.3V出力を使いました。ここではArduinoは単に電源として使っています。
#出力波形
#おまけ
- AN299を読むと、回路のレイアウトに注意を払わないといけないようですが、あまり気にせず回路を組んでみました。基板上に組むときは考慮する必要あるのかも。
- ワンチップの水晶発振器(オシレータ/クロックジェネレータ)は多数あるのですが、32.768kHzの発振器はあまり見つかりません。
- Silicon Labs の Si5351A も試してみたのですが、本用途に使うにはもったいない感じがしました。