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「コードに思いを込める」ということ

Last updated at Posted at 2021-01-19

リーダブルコードを読んだ

 書籍:リーダブルコード
 プログラムが何であるかも不明だった頃、先輩方に強くお勧めされ中の一つであった「リーダブルコード」。有名な本。
「読みなさい…そしてアウトプットするのです‼」と言われていた。
 
 当時は書くこと読むことに必死すぎて、読まずに放置し、3年半の月日が経過してしてしまった。…積読です。
 当時よりは人のコードを読んだり、自分の書いたコードを書いたりする経験を積んだ今、改めてプログラムを書く上で大切にしなければならない事を学ぶために本を開いた。
 そして、最も心に残った「第12章コードに思いを込める」という部分について感想を書きたいと思う。

感想

 各章の内容の全てが、「コードに思いを込める」章に繋がってるのではないだろうか。
 「分かりやすい」「美しい」「誤解されない」「相手の立場になって書く」
そんなコードを書いていきましょう!!と序章から何回も言っているからだ。
 

誰かに複雑な考えを伝えるときは、細かいことまで話しすぎると
相手を混乱させてしまう。
自分よりも知識が少ない人が理解できるような
「簡単な言葉」で説明する能力が必要だ。
自分の考えを凝縮して、最も大切な概念にすることが必要となる。
これは誰かに理解してもらうだけでなく、
自分の考えをより明確にすることにもなる。

 もう、これでグッときた。
プログラミングに限らずあらゆる状況で必要になる考え方。

「自分の概念」を「簡単な言葉」で伝える為には、
自分で書いたコードを深く理解していなければならない。

 自分の書いたコードは自分のものだけれど、一生そのコードを見てあげられる訳ではなく、将来の誰かが触るかも知れない。
 そんな時に、何やら複雑で難解な書き方をしてはいけないから、まず人に説明できる内容かどうかを確認する必要がある。

 この本を勧めてくれた先輩方は、コードレビューをよくしてくれる方々でした。
 コードレビューって少し怖いけど(私は)、
 「ここどんな意味なの?」「なんでこうなってるの?」
 「これ、書いてるけど意味わかってんの?」←笑
 など色々言われて、突っ込まれた所がことごとく説明できなかったりした。

 逆に、完全に理解した時は、誰かに説明したくなる。
 
 説明したくなるコードを書きたくなった。
 
 数か月後の自分の為に。
 まだ見ぬ将来の誰かの為に。

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