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RancherでSoftLayerのマシンドライバーを利用してホストを追加する

Last updated at Posted at 2016-12-10

Rancherのマネージャーサーバからマシンドライバーを利用してホストを追加する手順を記載します。

Rancherバージョン:V1.2.0
言語:日本語

1.環境の追加

GUIの管理コンソールにログインをして、「環境を追加」ボタンを押下します。

rancher01.png

「名前」に任意の名称を入力し、cattle、kubernetes、Mesos、Swarmから一つの環境テンプレートを選択して、「作成」ボタンを押下します。

rancher02.png

2.ホストの追加

上部メニューから「インフラストラクチャ」-「ホスト」を選択します。

rancher03.png

「ホストを追加」ボタンを押下します。

rancher04.png

マシンドライバ選択で「Other」を選択し、「名前」に任意の名称を入力し、「ドライバー」でsoftlayerを選択します。

rancher05.png

以下の内容を入力します。入力する値はSoftLayerのCLIで指定する場合と同じ値になりますので、こちらを参考にしましょう。

項目 入力概要
apiEndpoint https://api.softlayer.com/rest/v3
apiKey softlayerの管理画面上部メニューの「アカウント」から「ユーザー」を選択し、対象ユーザ名をクリックして 、API アクセス情報の「認証鍵」の値をこちらに入力します。
cpu cpuのコア数を入力します。
diskSize ディスクサイズを入力します。GB単位です。
domain ドメインを入力します。
hostname ホスト名を入力します。
hourlyBilling 時間単位の請求にする場合はチェックを入れます。
image SANではなくlocalDiskを選択する場合はチェックをいれます。
localDisk 利用するOSを入力します。
memory RAMの容量を入力します。GB単位です。
privateNetOnly privateNetOnlyを選択する場合は、チェックを入れます。
privateVlanId privateVlanIdの数を入力します。
publicVlanId publicVlanIdの数を入力します。
region データ・センターを入力します。
user SoftLayerのアカウントを入力します。

rancher06.png

拡張オプションについては、必要な場合は設定しますが、必須ではないのでここではデフォルトとします。

「作成」ボタンを押下します。

rancher07.png

しばらくするとホストが追加されて、Rancherサーバの管理配下となります。

rancher08.png


以上で、「RancherでSoftLayerのマシンドライバーを利用してホストを追加する」は完了となります。

Rancherには以下のマシンドライバーがあります。
※2016年12月現在v1.2.0

rancher09.png

マシンドライバーは追加もできるので、他のクラウドとAPI連携させることも可能です。

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