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OpsRamp使い始め

Last updated at Posted at 2021-10-31

OpsRampとは?

OpsRampの超概要

米カリフォルニア州 サンノゼに本社があるOpsRamp社が開発する統合監視SaaSです。
前回の投稿で記載したAIOpsの3つの要素(Monitoring、Service Desk、Automation)をAIを使って効率化する事ができます。

下図はOpsRampのホワイトペーパーから抜粋したOpsRampの機能概要になってます。
2021-1031-205719.JPG

OpsRampの価格

気になる価格情報。監視SaaSによくある、〇〇機能は月額XX円、△△機能は月額XX円・・・のように複雑な価格体系はなくて、監視対象あたり月額XX円固定になります。OpsRampにはサービスデスクの機能やリモートコンソールなどの便利機能がありますが、追記費用なしで利用できるところが気に入ってます。もちろんAI・機械学習によるアラート集約や相関分析機能も追加費用は不要です。

無償トライアル

ちょっと触ってみたいという方は、下記URLから14日間の無償トライアルを申し込んでみましょう。

監視シナリオ

OpsRampでは複数の監視シナリオがあります。

1.サーバに監視エージェントをインストールして、OpsRamp SaaSに直接アクセス(一番簡単な方法)

2021-1102-0831-07.JPG

2.監視エージェントがインストールできないNW機器などは、ゲートウェイ(仮想アプライアンス)を設置してSNMP監視できます

2021-1102-0833-48.JPG

3.仮想化基盤については、vCenterなど管理サーバからAPIで一括監視できます

2021-1102-0837-14.JPG

4.パブリッククラウドでは仮想マシンには監視エージェントをインストールし、RDSやLBなどのサービスについてはバックグラウンド経由で一括監視できます。

2021-1102-0840-33.JPG

監視エージェントのインストール

それではOpsRamp使い始めというタイトルどおり、使ってみたいと思います。
まずは監視ツールとしてエージェントをインストールして、メトリクス情報が採取できているところまで確認してみます。

構成

自宅のノートPC(Windows10)に監視エージェントをインストールしてみます。
ルータでSNATしてOpsRamp(SaaS)へアクセスしている環境です。

2021-1031-2046-42.JPG

監視エージェントのダウンロード

招待メールに記載されているURLに接続するとOpsRampのログイン画面が表示されるので、メールに記載されているユーザー名と仮パスワードを入力してログインします。
※初回ログイン時にはパスワード変更画面が表示されます

2021-1021-2054-07.JPG

ログインするとダッシュボードが表示されます。(まだ何も表示されていません)
監視対象にインストールするエージェントをダウンロードするため”Setup”をクリックします。

2021-1021-2054-30.JPG

”ダウンロード” - ”Vistaraエージェント” で監視エージェントのダウンロード画面が表示されます。
今回は監視対象からOpsRampに直接接続するのでエージェントの種類は”Direct”のままにして、”Windows Agent EXE”のインストーラーをダウンロードします。
※Gatewayを経由する場合は”Proxy”を選択してからエージェントをダウンロードします

2021-1021-2055-14.JPG

保存をクリックします。(Chrome利用)

2021-1021-2055-35.JPG

ファイルのダウンロード完了。

2021-1021-2057-02.JPG

ダウンロード先フォルダを開きます。

2021-1021-2057-13.JPG

ファイルを右クリックして”管理者として実行”をクリックします。

2021-1021-2058-25.JPG

インストールウィザードは表示されないので、タスクマネージャーを起動してOpsRampエージェントのプロセスが起動していることを確認します。

2021-1021-2101-16.JPG

サービスにも2つ登録されていることを確認します。

2021-1021-2105-21.JPG

”Infrastructure” - ”Resources” をクリックします。

2021-1021-2102-10.JPG

先ほどエージェントをインストールしたWindows10が登録されていることが確認できます。
ホスト名をクリックします。

2021-1021-2106-22.JPG

監視対象の詳細画面が表示されます。
ここで監視の設定や監視状況を確認することができます。

2021-1021-2106-55.JPG

監視テンプレートの割り当て

監視エージェントをインストールしただけでは何も情報を取得していないので、”モニタ” - ”テンプレート”タブ - ”割り当てるテンプレート” から監視設定を追加していきます。

2021-1021-2107-22.JPG

”コレクターを選択”では”Agent”を選択して、windowsに適用できる監視テンプレートを検索します。
今回はOpsRampにデフォルトで準備されているWindows向けパフォーマンスカウンタを選択してみます。

2021-1021-2109-10.JPG

監視テンプレートを選択したら”Assign”をクリックします。

2021-1021-2109-24.JPG

”Close”をクリックします。

2021-1021-2109-46.JPG

先ほど選択した監視テンプレートが割り当たっていることを確認します。

2021-1021-2110-06.JPG

監視テンプレート名の左ボダンを押すと監視パラメータが表示されます。

2021-1021-2110-33.JPG

監視閾値の編集

監視パラメータを編集するため”Monitors”タブをクリックします。

2021-1021-2112-54.JPG

編集したいパラメータのペンアイコンをクリックします。

2021-1021-2113-19.JPG

監視テンプレートからWarningとCriticalの閾値を変更するため、”Resource Threshold”のチェックをONにします。

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閾値を編集して”Update”をクリックします。

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下記画面が表示されるので右上の”×”をクリックします。

2021-1021-2114-12.JPG

閾値が変更されていることを確認します。

2021-1021-2114-30.JPG

次に登録したテンプレートの値を取得できているか確認するためグラフアイコンをクリックします。
※監視テンプレートを登録してから5分程度経ってから確認してください。

2021-1021-2114-42.JPG

CPU使用率が正常に取得できていることが確認できました。

2021-1021-2114-59.JPG

監視対象のページに戻って”Metrics”をクリックすると、監視しているメトリクスを一覧表示することができます。

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おわり。

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