0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

OpsRamp 監視エージェントの通信先を調査してみる

Last updated at Posted at 2021-11-06

概要

OpsRampの監視エージェントをインストールすると、管理ポータルに監視対象が登録され監視が始まります。当たり前ですが、どこと通信して、情報が収集されているのか気になったので調べてみます。最近いろいろなSaaSのPoCをする機会が増えてきたのですが、日本リージョンにデータが保存されると説明されたが、パケットキャプチャするとUSのAWSに通信しているとか結構ありますので事前の確認は必須だと考えてます。

ついでに監視エージェントの負荷も簡単に調査してみます。

構成

VMware Workstation上にデプロイしたWindows Server 2022にOpsRampエージェントとWiresharkをインストールして、パケットキャプチャしてみます。

2021-1106-2043-21.JPG

パケットキャプチャ

それではWiresharkを起動して、何もフィルタせずにキャプチャを開始してみましょう。
"199.250.248.18"と通信しているようです。

2021-1106-2008-33.JPG

IPアドレスを検索するとOpsRampのIPであることが分かりました。(業務環境ではないのでUSリージョンで問題なし)
※変なとこに通信してなくて安心しました。

2021-1106-2010-13.JPG

監視エージェントのプロセス

"199.250.248.18"と通信しているプロセスを調べるため、TCPViewを起動してみます。
"opsramp-agent.exe"が2つ起動していて、下の方がESTABLISHEDになっていることが分かりました。

2021-1106-2018-58.JPG

次に"opsramp-agent.exe"の詳細を調べるため、Process Explorerを起動します。

2021-1106-2021-15.JPG

プロセス名をダブルクリックするとプロセスの詳細が表示されて、バージョンやインストール情報が確認できます。

2021-1106-2021-47.JPG

Performanceタブで負荷状況が確認できます。
メモリもCPUも消費量は少ない事が分かりました。(監視期間が長くなるとどうなるか未確認)

2021-1106-2022-17.JPG

Process Exploerで"opsramp-shield.exe"が表示されていたと思います。これは"opsramp-agent.exe"の稼働監視プロセスで、"opsramp-agent.exe"がdownすると自動修復してくれます。

2021-1106-2023-38.JPG

こちらもCPU・メモリの消費量は少なめ。

2021-1106-2023-47.JPG

下図のタスクマネージャは、OpsRampのリモートコンソールで遠隔からGUI操作している際のトラフィックです。
画質は粗くてトラフィック量は少なめ。運用監視での利用を考えると十分。

2021-1106-2032-10.JPG

おわり。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?