2021年OpsRampアドベントカレンダー12月7日分の投稿です。
概要
vSphere環境で仮想マシンに監視エージェントをインストールしている場合に、その仮想マシンをクローンすると自動的に監視対象としてOpsRampに登録されるのか確認してみました。
クローン元の仮想マシンを確認
今回はOpsRamp監視エージェントをインストールしているLinux(ops-linux)でクローンを作成してみます。
監視エージェントをインストールすると採番される、リソースIDを確認しておきます。
クローン作成後にホスト名・IPアドレスが重複しないように変更。仮想ネットワークに接続すると、クローン元仮想マシンで監視エージェントが通信できなくなったというアイコンに変りました。
そして、5分ぐらい経過するとクローンした仮想マシンのホスト名・IPアドレスに切り替わりました。
アラート内容は残ったままです。
メトリクス情報も残ったままです。
その理由はリソースIDがクローン元と同一だからだと考えてます。クローン元、クローン先の仮想マシンの両方が有効になっていて、ポーリングのタイミングでコロコロ入れ替わっている状況でした。
元に戻す
クローンした仮想マシンをシャットダウンすると元に戻りました。エージェントのステータスも正常に戻ってます。
結果、OpsRampエージェントは仮想マシンのクローンには対応していないので、テンプレート仮想マシンにはインストールしない方が良いことが分かりました。
おわり。