みなさんこんにちは、「CYBIRD Advent Calendar 2022」22日目を担当する@cy_ssssです。
21日目は@kappysanさんの「AR空間にプレゼントを贈ってみた」でした。
難しそうな印象のあるARも、パッケージを活用すれば比較的簡単に実装できるんですね!
はじめに
簡単に自己紹介をさせていただくと、私は新卒2年目のマルチエンジニアです。
サーバー・クライアント・アプリの作業を反復横跳びする日々ですが、今回は技術的なものではない少し変わり種の記事でお送りさせてください。
さて、皆さんに質問です。
資料を書いたり人前で話すことは得意ですか?
「エンジニアには関係ないだろ!」と言いたくなる方もいるかもしれませんが、実際エンジニアであってもこれらのことを求められる場面というのは存在します。
いくつか存在するそんな場面の一つが、 学生向けの会社説明会。
会社によっては人事のみが担当するということもあるでしょうが、サイバードでは若手エンジニアも自身の母校での説明会に参加するなどの機会があります。
そういった縁がなくとも、現場の話をするために参加することになるエンジニアもいるのではないでしょうか。
そんな時どんな資料がいいのか?どんな話をしたらいいのか?
幸いにも学生時代オープンキャンパスのスタッフとして参加者への応対を多く経験し、また母校での会社説明会にも参加させていただいた身として、気をつけていたことを書かせていただければと思います。
資料の作り方編
近年の説明会は開催の形態も様々です。
オンラインかオフラインか、単独の会社説明会か合同企業説明会への参加か、環境によって最適解は異なります。
オンラインの時
多くの場合、画面共有で資料を投影しながら話す形になるかと思われます。
その場合、資料を作りながら実際の見え方が確認できるのは利点と言えますね。
ですがスマホからの参加者がいる可能性も0ではないので、あまり細かい文字やびっしりとした文章ではない方がいいかもしれません。
また対面と違い反応を見ながら進行しにくいですから、手元に原稿を用意する場合はあえて空白改行などを入れておくと、話すときに間を置く意識を持ちやすいと思っています。
オフラインの時
問題はこちらです。
部屋の前方に投影するのか?その時のサイズは?部屋の広さは?
細かい文字やびっしりとした文章が好ましくないのは、オンラインでの説明会と変わりません。
その上でぜひ、投影した内容を印刷した配布資料を用意することを推奨します。(配布が可能かは事前の確認を!)
用紙を縦、配布資料(2 スライド/ページ)で印刷するくらいが、小さくなりすぎずメモも残しやすいかと思います。
共通して言えること
上で例に載せた資料に色々書きましたが、この手のは「スライド デザイン」などで大量に出てくるので調べた方が早いです。
あとは実際に話す内容の内「主題」と「キーワード」を話の流れに合わせて載せれば、凝らなくてもシンプルで見やすい資料になる!……気がします。
説明会で話す内容編
ここからが本題です。
話す内容≒資料に載せる内容とも言えますね。
会社の説明は自社HPにある程度載っているでしょうし、採用担当者も話すはず。
では、どんな内容がいいでしょうか?
例えば「就活の心得や自分の就活時の実例」
人それぞれに経験は違いますし、一例を知れるというのは悪くないでしょう。
ですが、色々なところで聞ける話でもあります。
では、ここでしか得られない情報はなんでしょう?
多くの学生は社会人経験がありません。
経験がないことというのには不安がつきまとう物です。
事実私も、入社するまでは社会人として生活している自分のイメージがつきませんでした。
そこで私が話す内容として勧めたいのは 「実際に内定から入社、現在の業務にあたるまでの流れ」 です。
もちろん年毎に変化することもあるでしょうが、この部分は変わるかも・変わらないことが多いなど伝えられれば不安を解消する
説明会の形態次第では自分の職種以外を志望する学生と話す可能性もあるかもしれません。
そんな時のために別職種の例についても、同期やチームの人などから情報を聞いておけると臨機応変に対応できると思います。
最初に簡単に志望職種のアンケートを取ると、アイスブレイクにもなるのではないでしょうか。
おまけ
以下は母校の就活年次生に直接聞いた、「こんなことが知れたら嬉しい!」話です。
・平均的な残業時間
・リモートワークの可否や状況(週に何日は出社など)
・副業の可否
・あったほうがいい資格(IT系など)
・選考の方法(作品or課題、面接が何回かなど)
・研修内容や流れ
・入社1~3年での仕事の変化
・面接で見てること
・福利厚生
学生からは質問しにくいことも多いので、こんな話ができると喜ばれるかもしれませんね。
どこまで話していいか関係者への事前確認はもちろん必要ですが!
※話しすぎて怒られた場合の責任は取りかねます
おわりに
長々書きましたが、一番は「相手の知りたいことが何かを考える」に尽きるのかなと思います。
当時の自分を思い返したり身の回りの人に聞いてみたり、方法は様々なので志望者が増えるように工夫してみませんか?
母数が増えればそれだけ魅力的な人が来る可能性も上がる……はずです。
明日23日目は@R_araiさんの「VS Codeに PlantUMLを入れて設計書を作った シーケンス図編」です。
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