はじめに
この記事は、Shinosaka.rb Advent Calendar 2016 の 20日目の記事です。
内容はシンガポールの RedDotRubyConf 2016 の感想です。
RedDotRubyConf とは
- シンガポールでの RubyConf です
- そもそも RedDot とはシンガポールの別名です。
- 地図上の赤いシミ(Dot)というのが由来で RedDot と呼ばれるようになったようです
- SG$ 355.49 、日本円でざっくり 3万円とわりとお高いカンファレンスです
- シングルトラックで 2日間のカンファレンスです
シンガポールに注目する理由
- 初等教育が優れている
- 英語+中国語ってこれからの時代良い気がする
- 東南アジア、南アジア、オセアニア地域の首都がシンガポールという感じ。
- RedDotRubyConf では、いろんな地域の Rubyist が集まる
- 一度にいろんな人と交流できる
- 治安が良く、食べ物がおいしい
RedDotRubyConf の特徴、オススメする理由
- 利用者の立場の発表が多い
- 技術レベルとしては確実に日本の方が高いと思う
- 逆に、日本の RubyKaigi はガチすぎ、怖いと思う人にオススメな気がする
- わりと交流する時間が長い
- 休み時間がたくさんある
- 食事つき(5食もある!! 1日目朝、昼、2日目の朝、昼、夕。おやつもある)
- 食事会場への移動などがなく、ずっと同じ場所にいる分、話をする時間が長くなる。
- 日本人と話すときの話
- 普段は、すごく話しかけにくい人でも同じ日本人というだけで話しかけやすくなる
- 今回は、万葉の大場社長とかとすごく話ができてとてもよかったです
- 日本人以外の人と話すときの話
- 日本人というだけで話が弾む部分もある
- Ruby が日本発祥だからか、日本に好意的な人が多い
- 英語力が低くても、みんなちゃんと聞いてくれる。やさしい。
- コミュニティオーガナイザの参加者が多い
- コミュニティ運営関係の話題でけっこう盛り上がれたりとかして良かった
RedDotRubyConf 2016 で印象に残った発表
-
Matz さん
- Ruby 開発者はユーザのことを思っているというメッセージが特に良かった
-
Let’s Play Ruby Golf
- Quipper で働くマニラの女性エンジニアの発表だった
- Golf厨には基本的な内容。日本と違い、マサカリが来ないと安心できる雰囲気がとても良い。
-
Where Did Everybody Go
- 転職する人がどういう理由でどこに行ったのかに関する発表
- これ以外にも、「How We Replaced Salary Negotiations with a Sinatra App」という地域ごとの給与水準とかに関する発表もあった
- こういう技術系でない発表もあるのが、良い
-
Our Fight Against Super Bad Patterns in Legacy Rails App
- 万葉の大場社長の発表。
- Rails 2.x や 3.x から Rails 4.x に移行する話
- 冗談とかもたくさん織り交ぜてあり、とても良かった
RedDotRubyConf 2016 に行って良かった点
- シンガポール人の友達ができた
- いろんな国のコミュニティオーガナイザと知り合えた
- 日本のすごい Rubyist とがっつり話しこむことができた
- (RedDotと関係ないけど)
- 海外在住日本人にもたくさん会えた
- 子供服をたくさん買うことができた
- 帰りの飛行機をビジネスクラスにアップグレードしてもらえた
- 機内エンタテインメント映画(オデッセイ)、漫画(キングダム、進撃の巨人)を楽しんだ
- でも、調子に乗って食べ過ぎた
まとめ
- みなさん、海外カンファレンス行きましょう!
- RedDotRubyconf はオススメ
- シンガポール在住でない参加者がとても多く、居心地が良い
- 親日
- 交流する時間が多い
- RedDotRubyConf 来年も行きたい