wallabagを建ててPocketやInstapaperにサヨナラしよう
DropboxもどきのNextCloud、gmailもどきのrainloop、google calendarもどきのAgenDAVなど様々な「自分で建てちゃえ〜」はございますが、本日は「後で読む記事ストック」「ブックマーク代わり」に使えるwallabagのご紹介です。
インストールしよう
dockerで建てる
以下の内容で建てます。
version: "2.2"
networks:
wallabag:
services:
wallabag:
container_name: wallabag
image: wallabag/wallabag
hostname: wallabag
volumes:
- /どこか適当な場所/wallabag/data/:/var/www/wallabag/data/:rw
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: 下記のmysqlと同じpasswd
SYMFONY__ENV__DATABASE_DRIVER: pdo_mysql
SYMFONY__ENV__DATABASE_HOST: wallabag-db
SYMFONY__ENV__DATABASE_PORT: 3306
SYMFONY__ENV__DATABASE_NAME: wallabag
SYMFONY__ENV__DATABASE_USER: wallabag
SYMFONY__ENV__DATABASE_PASSWORD: 下記のsqlと同じpasswd
SYMFONY__ENV__DATABASE_CHARSET: utf8mb4
SYMFONY__ENV__MAILER_HOST: メールを出してくれる子のホスト名
SYMFONY__ENV__MAILER_PORT: 同じくポート
SYMFONY__ENV__MAILER_USER: 認証で使うユーザ名
SYMFONY__ENV__MAILER_PASSWORD: パスワード
SYMFONY__ENV__FROM_EMAIL: 差出人につかうメアド
SYMFONY__ENV__DOMAIN_NAME: このwallabagのURL
SYMFONY__ENV__REDIS_HOST: wallabag-redis
ports:
- "80:80"
networks:
- wallabag
depends_on:
- wallabag-db
- wallabag-redis
wallabag-db:
hostname: wallabag-db
image: mariadb
container_name: wallabag-db
volumes:
- /どこか適当な場所/wallabag/mariadb/:/var/lib/mysql/:rw
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: dbのrootパスワード
networks:
- wallabag
wallabag-redis:
hostname: wallabag-redis
container_name: wallabag-redis
image: redis:alpine
networks:
- wallabag
上記のままだと80で露出するので、ちゃんとhttpsで聞いてくれるフロントも用意します。
そしてID wallabag
, パスワードwallabag
でログインして画面にしたがってポチポチと初期設定してください。
Pocketなどからのインポートも可能です。
ブラウザにプラグインを入れる
chrome系の方はこちら。
firefox系の方はこちら。
Wallabagger – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
先程建てた自分のwallabagに行って、クライアントを登録してclient idとsecretを取得、コピペして入力します。
あとはそのアイコンをポチっとするだけで登録してくれます。
スマホにアプリを入れる
iOSのアプリがあります。
読むだけなら普通にsafariからでもOKですが、アプリを入れることによってsafariから共有アイコン経由で簡単に記事を登録できるようになります。
「Wallabag 2 official」をApp Storeで
androidは多分これ。使ってないので知りませんが。
サムネイルを全部に追加しよう
標準ではwallabagは記事の最初のほうにある代表的な画像をサムネイルにしてくれます。
PDFやそのような画像が見つからない記事を登録すると、「サムネイル無し」になってしまいます。
これはちょっと悲しいので、「サムネイルが無い記事があったらサイトのスクショをサムネイルに登録」するコンテナをつくって定期的に走らせましょう。
おわり
クラウド全盛のご時世に自前で建てるという時代に逆行するようなお話かもしれませんが、自分でたてればゼロ円!
但し、リスクも自分で背負いますのであしからず😂