初めまして。curroと申します。
現在偏差値46の普通校に在学中で、家でJavaと応用情報技術者の学習を独学で進めております。
僕は今年の10月、基本情報技術者試験という、ITエンジニアの登竜門とも言われている国家試験を受験し、合格しました。
難関資格と言われることもあるこの資格ですが、大嘘です。正直、誰でも合格できると思います。その理由を説明していきます。
プロフィール
- 偏差値46普通校在学
- 家から近いという理由だけで高校を選択。自分の偏差値は不明。一応定期テストの点数はクラスではトップクラス。
- 資格、検定受けた事なし
- 検定や資格に興味がなく、一度も受けたことが無かった。初めて受けた資格がこの基本情報技術者試験。
- プログラミング歴
- ほぼ0。パソコンを買ったのが2022年1月。そこから少しはいじっていたが、部活もあり引退まであまり手をつけなかった。
僕の経歴としてはこんな感じです。上にあるように、資格はおろか検定なども一度も受けたことがなく、いわゆる「試験慣れ」をしているわけでもありません。ほとんどの人がこれよりは上の経歴を持っているのではないでしょうか。
それでは、僕が受けた令和4年度10月試験の全体の結果を見てみましょう。
受験者数は9,882人、合格者数は3,861人、合格率39%という結果になっております。
普通に考えれば、半分以上の人が落ちる試験ということになりますが、実際にはそこまで高い難易度ではありません。この試験は、IT企業に入社したての人がまず初めに取らされることもある試験で、社会人の受験者が多いです。したがって落ちた人は、勉強時間が十分に取れていない人だと思います。逆に言えば、しっかりと対策して試験に臨めば誰でも、何歳でも合格できます。現に僕は上のような経歴で、ITについて学校で学ぶことはほとんどありませんでしたが、独学で合格できています。また中には、9歳で合格した子もいるくらいです。
そしてもう一つ、基本情報技術者試験が難しいとされていたのは昔の話で、CBT方式となった今の話ではありません。現にCBT方式になる前と後の合格率を比べると、20%ほど違いが出ています。受験者数が減っているのも合格率増加の一因ではありますが、それで20%も増加するはずがありません。主な原因は、CBT方式によって1日に一気に受験する必要がなくなった事と、午後試験の問題数が減ったが試験時間は変わらず、単純に難易度が落ちたことが挙げられます。
今の基本情報技術者はもう先人たちが知っている基本情報技術者ではない、とまで思います。
このような事を考えると、いかに難易度の低い試験かということがわかると思います。また今後は大幅に試験制度が変わるとされており、さらに合格しやすくなり、(通年受験になるから)この資格自体の価値も下がっていくことが予想されます。
なぜこのような記事を書いたのかというと、よく専門学校などが「基本情報技術者試験に〇〇名合格しました!」等と自慢げに広報しており、多くの人が難関資格と騙されているように思うからです。高校生、中学生でも受かるような試験を合格したと自慢げにアピールする教育機関に年間何十万の学費を払うべきなのかという事を自問自答してみましょう。(もちろん、それらの学校に行く目的が資格取得だけではないのは理解しています)。
まとめると、「基本情報技術者くらいは独学でお金をかけずに取れ!」がこの記事の要旨です。独学未経験でも数ヶ月の勉強で十分に合格できますので、取りたい方は頑張ってください。
また僕も出来る限りはこの試験について解説記事などを出していこうと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。