よく使うオプション
--showlocals
テストが失敗した場合、失敗したテストの中でローカル変数の値を表示します。これにより、テストが失敗した際にデバッグしやすくなります。
--junitxml=junit.xml
テスト結果をJUnit XML形式でjunit.xmlというファイルに出力します。CIツール(例: Jenkins)でのテスト結果の収集や表示に役立ちます。
--cov-report=html:htmlcov
カバレッジレポートをHTML形式で生成し、htmlcovというディレクトリに出力します。生成されたHTMLファイルをブラウザで開くと、どのコードがテストされているかを視覚的に確認できます。
--cov-report=term
テストカバレッジの結果をターミナル上にテキスト形式で表示します。テスト実行後に概要がターミナルに表示されるため、即座にカバレッジを確認できます。
--cov=app(ディレクトリ名)
appディレクトリにあるコードのカバレッジを測定します。このオプションは特定のディレクトリやモジュールのカバレッジを指定する際に使用されます。
--cov-branch
ブランチカバレッジを有効にします。分岐(ifやelse、tryやexceptなどの条件分岐)がどれだけテストされたかもカバレッジレポートに含まれます。
-s
テスト中に標準出力(print文など)を抑制せずに表示します。デフォルトでは、pytestは標準出力をキャプチャして非表示にするため、テスト実行中に出力を確認したい場合にこのオプションを使います。
-lf
失敗しているテストだけを実行します