SQL データベースに作成できる、データベース ダイアグラムのバックアップ方法について聞かれたため、備忘として記事にします。
データベース ダイアグラムとは
SSMSのオブジェクト エクスプローラーを使用して作成できる、データベースの構造をグラフィカル表示するツールです
<参考URL>
新しいデータベース ダイアグラムの作成 (Visual Database Tools)
オブジェクト エクスプローラーを使用すると、新しいデータベース ダイアグラムを作成できます。 データベース ダイアグラムは、データベースの構造をグラフィカル表示するツールです。 データベース ダイアグラムを使用すると、テーブル、列、リレーションシップ、キーを作成および変更できます。 また、インデックスや制約を変更することもできます。
検証作業
検証目的
SSMSを使用して作成したデータベースダイアグラムが、データベースバックアップにて保存されるのか、されないのかを確認します。
検証日
2021/05/29
検証環境
Azure SQL Database
検証手順
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新しいデータベース ダイアグラムの作成
参考手順 -
データベースのコピー(バックアップ)
参考手順
データベースをコピーする - Azure SQL Database
検証ログ
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新しいデータベース ダイアグラムの作成
検証用のデータベースにはデータベース ダイアグラムが存在しないため、新規に作成する。
検証結果
通常のデータベースコピー(バックアップ)でデータベース ダイアグラムのデータも移行できることを確認した。
所感
データベースダイアグラムはSSMSのオブジェクト エクスプローラーを使用して作成されるものであり、SSMS側でデータを持っているものと推測していた。
しかしバックアップ後のデータベースでも保持されることから、データベース側で情報を保持していると推測される。
- 念のため異なる環境からSSMSで接続し確認したが、データベース ダイアグラムが存在することを確認した
今後の課題・確認事項
- ドキュメントを見る限り、データベースダイアグラムはSSMSからしか編集できないようだが、その他の編集方法が無いか確認しておきたい
- SSMSからしか編集できない場合、データベース内でデータベースダイアグラムがどのような形でデータとして保存されているかを確認しておきたい
検証内容に関して誤りや補足事項などございましたら、お気軽にコメントください。