はい、Oracleの待機イベントについては知っています。
Oracleデータベースでは、各セッションがデータベースリソースにアクセスする際に、リソースを待機することがあります。待機イベントは、セッションが待機しているリソースが何であるかを示す識別子です。セッションが待機している時間が長くなると、データベースのパフォーマンスが低下する可能性があります。
Oracleデータベースでは、数百もの待機イベントがあります。代表的な待機イベントには、以下のものがあります。
latch: ラッチを取得するために待機していることを示します。ラッチは、共有メモリ構造へのアクセスを調整するために使用されます。
log buffer space: ログバッファがいっぱいで、ログの書き込みができないことを示します。
buffer busy waits: データブロックに対する競合アクセスが発生して、他のセッションがデータブロックを占有しているために待機していることを示します。
CPU time: CPUリソースが不足していることを示します。
enq: TX - row lock contention: 行レベルのロック競合が発生して、他のセッションが行レベルのロックを占有しているために待機していることを示します。
Oracleの待機イベントを監視することで、システムのボトルネックを特定し、パフォーマンスの問題を解決することができます。待機イベントを監視する方法には、SQLの実行計画を調べる、AWRレポートを生成する、オラクルの待機イベント監視ツールを使用するなどがあります。