Git 状況別 取り消し系コマンド

目次

• git add していない変更を取り消すコマンド
• git add を取り消すコマンド
• git commit を取り消すコマンド
• git push を取り消すコマンド
• git merge を取り消すコマンド
• commitメッセージの修正コマンド

git add していない変更を取り消すコマンド

• git clean

  新規作成ファイルを消す

• git restore

  新規作成済み（push済）ファイルでの差分を取り消す
  （リモート追跡ブランチ"origin/ブランチ名"との差分を取り消す）

git add を取り消すコマンド

• git restore --staged

• git reset

git commit を取り消すコマンド

• git reset --soft HEAD^

  ステージング状態まで戻す
  （HEAD^ は現在地"HEAD"の一つ前"^"という意味）

• git reset --mixed HEAD^

  ステージング前（変更中）の状態まで戻す

• git reset --hard HEAD^

  変更内容をすべて取り消して戻す

git push を取り消すコマンド

• git revert　と　git push

  打消しコミットを作った上で元に戻す

• git reset --soft　と　git push -f

  コミット履歴ごと消す

git merge を取り消すコマンド

マージされた（受け取った側）のブランチで

• git reset --hard ORIG_HEAD

  履歴を残さない取り消し

• git revert -m 1または2 commit-hash

  打消しコミットを残す取り消し
  「1または2」 親コミットを指定する
  commit-hash　打ち消したいコミットハッシュを指定する　

commitメッセージの修正コマンド

pushする前のみ有効！！

• git commit --amend -m "修正後のメッセージ"