こんにちは!毎日お仕事お疲れ様です。
今回は経済的自由を得る方法の各論「2.現状把握と生活防衛費」について説明します。
そんなことより早く単価増やす方法を知りたいって?
適切な収支の管理ができてないと、売上が増えても出ていくお金ばかり増えて経済的自由は近づいてきません。さらに投資で必要となる「握力」をつけるためにも収支管理はとても大事です。
むしろ売上を増やす前に徹底した収支管理を行うことが資産形成で一番大事になります。なのでこの項目は最重要!心して取り組みましょう。
目次
1.支出の把握
2.適正な支出を把握する
3.生活防衛費(緊急予備資金)を意地でも貯める
1.支出の把握
資産形成の最初のステップは、「家計簿をつける」です。
自分が今、何にどれだけ使っているかを把握することが大事です。家計簿をつけておくことで次のステップの適切な支出額が見えてきます。適切な支出額が見えることで自分の資産形成の道筋が見えてくるという流れになります。
収支管理を行うに当たっては、有名なYoutubeチャンネルのリベラルアーツ大学のこの記事が特に参考になると思います。
(上記では家計管理と呼んでいます。ここでは収支管理と同じ意味と捉えて貰ってOKです)
現状把握のポイントとしては、
・電子マネーと連携できる家計簿ソフト(MoneyFoward MEなど)を導入する
・支出が把握しやすいように、支払いをソフトが対応している電子マネーに統一する(クレカやIDなど)
・資産が把握できるように必要最低限の証券・銀行口座・クレジットカード以外は解約する
という流れになります
大部分の支払いを自動的に家計簿につけることにより、手間をかけずに確実に家計簿をつけることができます。まずは1~2か月掛けてMoneyFowardで家計簿をつけることが最初のステップです。
※無料版だと連携数に問題があるので、どうしても無料で管理したい方はMoneryTreeというソフトがあります。こちらはより多くの口座連携が可能ですが、使いこなそうとすると有料版が必要となります。(私はMoneyFowardで管理しています。)
家計管理の効果は凄まじいので月500円程度の支出は十分元が取れます。慣れたらどこかで有料版に切り替えて家計管理を完成させることを特にオススメします。というより資産形成に必須です。
2.適正な支出を把握する
現状把握ができたら、次は適切な支出を把握します。
前述のリベラルアーツ大学では手取りの80%といっていますが、経済的自由を目指すには70%以下を目標としたいです。
70%以下でやりくりしてそこから節税・節約・単価アップの実現で生活費の60%程度で生活できるようになると、貯金0からでも10年やそこらで経済的自由の見通しが見えてくることが可能です。
具体例としては、単価70万経費10万/月≒所得720万/年≒実質手取り570万程度の60%で生活なら230万円/年の貯金が可能です。年利6%運用なら10年で3,000万円も溜まります。15年なら5300万円となります。これはサイドFIREが現実的になる金額です。
月30万円弱で生活が無理だ!って人はその分長い年数を働くか、単価80万以上を目指す必要があります。(単価80万/月超えると1人 or DINKSならFIREは十分目指せます)
資産形成の速度を確かめたい方は下記サイトで実際にどれぐらいの資産形成が出来るか計算できます。
ただ、無理な節約は頑張っても不可能なので、仕組みで節約をする必要を考えないといけません。ダイエットと同じで「頑張る」だけだとうまく行かないことが多いです。
これは次の記事で記述します。
また、支出は年間レベルで考える必要があります。急な出費や将来予定される支出(家の更新費用や大型家電の購入など)は毎月分割して残った金額で毎月の予算を組む必要があります。家計管理については上記リベラルアーツ大学の記事がかなり丁寧に解説されているので、そちらを参考にするのが良いです。
3.生活防衛費(緊急予備資金)を意地でも貯める
3.生活防衛費(緊急予備資金)を意地でも貯める
3.生活防衛費を意地でも貯める
手取りの70%までは無理としても、収支を把握して黒字にできるようにはなるかと思います。(そうでないと生活できてない)
そうしたら、1年分の生活費を意地でも貯めます。1年分と言っても最低限の生活が維持できる分でOKです。月20万なら240万円、月30万円なら360万円を現金で貯蓄します。
(もしカーローンやキャッシングなど借金がある方は最優先で返済してください。毎月の返済は想像以上に精神的な影響が大きいです)
これは入院時や大不況による長期失業時など、緊急時に使用するためのお金です。生活防衛費や緊急予備資金と呼びます。
投資に回したい欲を全力で我慢して貯めることが大事です。
生活防衛費の役割は非常に多岐にわたります。
- 就労不能保険・失業保険・労災保険の代わりとなる
- 投資で必要な握力の源泉となる
- 単価交渉力の源泉となる
生活防衛費が溜まっていない状態で投資をしても含み損に耐え切れずすぐに損切りしたり、失業の不安から適正より安い単価で契約したり、その後の単価交渉で弱気になってしまうリスクがあります。
一見遠回りに見えますが、生活防衛資金は資産形成の土台として非常に大事な資産となります。
お疲れさまでした。
ここまで出来れば筋肉質な収支管理が可能となっており、投資や単価交渉の準備が整ったことになります。
収支の把握や予算管理は非常に手間ですが、頑張ってやるだけの価値はあります。
次の記事は節約に関する内容ですが、並行して投資や単価に関する記事に進んでもOKです。
また1~2週間程度で次の記事をアップします。
次は収支に直結する節約や節税に関する内容になります。