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ストレージのパーティション処理の仕組み

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このアカウントの投稿ではエンタープライズ向けストレージ製品に関する機能や仕様について触れてきた。
そのため物理ストレージディスクにまつわる題材であれば、複数本数のディスクを束ねたRAID技術を取り上げる回数が多めだった。

今回はより個人向けに寄った題材で投稿を進めていく。
ストレージディスクを複数の領域に分けるパーティション、こちらの仕様について見ていきたい。

パーティションとは

物理ディスクを仮想的に複数の領域に分割することをパーティションという。データ管理や利用の効率化のために行われる機能である。

複数の領域に分けることで、整理整頓した形で各領域に種類の異なるデータを置くことができる。
一般的な例で言うと、システムファイルとユーザデータを分離させて、それぞれのパーティションに格納して管理をする、というのが良く利用されている手法だ。
またバックアップの効率化にも寄与する。一部のパーティションのみをバックアップさせることで容量と時間を効率的に利用でき、データ保護も期待できる。

RAID技術との違い

RAIDと比べ、パーティションはデータ冗長性とストレージ性能のパフォーマンスという点で劣る。
そのためストレージディスクの機能を最大限に活かした使い方をするのであればRAIDの採用が推奨される。

ただRAIDはそれなりの数のディスク本数が必要になるが、パーティションは最低1本からの領域分割で済む。分割の再構成さえなければ初期にかかる手間とコストは低くなる。

そしてパーティションはWindowsやLinuxなど、主要なOSでは既に搭載済の機能であるため専用のソフトウェアの準備が不要という側面もある。

その他の手法

ではパーティションやRAID以外で、物理ストレージディスクから複数の領域を分割する手法を見ていきたい。

Windows環境では複数本の物理的なディスクから論理的な領域を生成するストレージプールがある。ストレージプールそのものは一つの大きなデータ領域の固まりだが、そこから仮想的にスペースを切り分けて、そのスペースを複数個作成して領域の分割ができる。

Linux環境ではLVM(Logical Volume Manager)を使用して物理ディスクから論理ボリュームの生成ができる。容量さえ足りてればボリュームのサイズ変更、そして新規ボリュームの作成ができる。

ひとりごと

5月の大型連休はおとなしく自宅周辺で過ごしている。
ひょんなことから大掃除することになり、これまでサボって手をつけていなかったところを綺麗にできた。

混雑しているのは行楽地ばかりかと思いきや、近所の飲食店でも行列や待ちが出てきていて、ふらっと外食にも行けない。

仕事から解放されてぼーっとできるだけでも贅沢だなと思うことにする。

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