はじめに
以前にポストした記事 「IntelliJ IDEAからディレクトリやファイルをEmacs(およびMagit)で開くことができるようにする 」の応用編として、IntelliJ IDEA から GitHub などのリモートリポジトリのWebサイトを開くようにしてみます。
前提
git-openのインストール
あらかじめ、GitリモートリポジトリのWebサイトを開くためのツール git-open をインストールしておきます。
これは、ローカルのGitワーキングコピー上で git open
コマンドを実行すると、クローン元のリモートリポジトリを自動的に判別し、そのWebサイトを Webブラウザで開いてくれるツールです。
対応するGitクローンとしては、GitHub はもちろん、BitBucket や GitLab などもサポートされています。
(自分も AWS Code Commit 対応でコントリビュートしました。 2018/8/29時点では master にマージはされていますが、まだリリースはされてません)
設定
「IntelliJ IDEAからディレクトリやファイルをEmacs(およびMagit)で開くことができるようにする 」と同様に、External Tools に git-open を実行する設定を追加します。
設定項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
Name | Git Open |
任意の名前を付けます |
Program | /usr/local/bin/zsh |
使っているシェルへのパスを指定します。 |
Arguments | -c "git open" |
git open コマンドを実行します。 |
Working directory | $ContentRoot$ |
選択したファイルを含むモジュールのルートディレクトリで実行されるようにします。 |
Open console for tool output | OFF | 実行時に、IDEAのコンソールが開くと邪魔なのでOFFにしておきます。 |
以上です。