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ドメインとネームサーバ(Route53/お名前.com比較)

Last updated at Posted at 2021-09-14

はじめに

個人開発で独自ドメインを作りたいなと思い、先日↓の記事を参考にさせていただいた。

上記の記事では
・ドメイン作成   → お名前.com
・ネームサーバ作成  → AWS Route53
の方法で作成していたが、

先日業務でAWS Route53でドメイン作成できるということも知り、
・ドメイン作成   → AWS Route53
・ネームサーバ作成  → AWS Route53
でドメイン作成する機会があった。

この時点で「あれ、ドメインってそもそもなんだっけ?ネームサーバとドメインの関係性って?」と混乱してしまったので改めて整理。


ドメインとネームサーバ

ドメイン:IPアドレスの別名
ネームサーバ:ドメイン情報(ドメイン --- IPアドレス)のマッピング情報を保持するサーバ

①ぐぐる時にURLに「https://qiita.com/ 」と打ち込む
②ドメイン「qlita.com」のIPアドレスを知っているネームサーバに問い合わせる。
③返ってきたIPアドレスでQlitaのサイトに辿り着く。

「ドメイン⇄IPアドレス」の変換のことを名前解決という。


名前解決の仕組み

2023/05/04 追加↓
image.png

image.png

Amazon Route 53 は、権威 DNS システムです。
https://aws.amazon.com/jp/route53/what-is-dns/


ドメインとネームサーバの関係性

ネームサーバは「ドメイン情報を皆に教える場所」なんだから、大前提としてドメインがないと何も始まらない。サッカーボールがないサッカー場みたいな?(表現下手か( ´_ゝ`)

逆に、ドメインを作ってもネームサーバを作らなければそのドメインのIPアドレスを誰も知ることができない。サッカー場がないサッカーボールみたいな?(表現下手か2回目( ´_ゝ`)

言いたいことは「ドメインとネームサーバはお互いに欠かせない存在」ってこと。


お互いに欠かせないのなら、どっちから作るのよ?同時に作らんの?

A. お名前.comは別のタイミング。Route53は同時に作る。

お名前.comでドメイン作成する場合

①ドメイン作成
②ドメインの設定>ネームサーバの変更 にてネームサーバ作成/設定する
※ここでRoute53のホストゾーンで作成したネームサーバを設定することが可能

Route53でドメイン作成する場合

①ドメイン作成と同時にネームサーバが作成される

aws公式ドキュメントにはこう書いてある

ドメインを Route 53 に登録する際に、そのドメインのホストゾーンが自動的に作成されます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/domain-register.html
ホストゾーンを作成すると、Route 53 は自動的に 4 つのネームサーバーをゾーンに割り当てます。
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/create-subdomain-route-53/

ドメイン作る
=そのドメインのホストゾーンが自動的に作成される
=自動的に4つのネームサーバがそのドメインに割り当てられる
ってことだ


まとめ

✔︎ ドメインとネームサーバは運命共同体(外部に共有すべき「もの」とそれを共有するための「場所」)
✔︎ お名前.com・Route53のどちらでもドメイン作成できる
✔︎ Route53の方はドメイン作成&ネームサーバの作成が同時に行われる

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