プロパティ一覧（随時追加）

spring.jpa.properties.hibernate.jdbc.time_zone=Asia/Tokyo
spring.jpa.database-platform=org.hibernate.dialect.MySQL5InnoDBDialect
spring.jpa.hibernate.naming.physical-strategy=org.hibernate.boot.model.naming.PhysicalNamingStrategyStandardImpl
spring.jpa.show-sql=true
spring.jpa.hibernate.ddl-auto=none

spring.jpa.properties.hibernate.jdbc.time_zone

・データベースのタイムゾーンを設定する。
・設定方法は２つあるが、今回は設定方法２。

　設定方法１：JDBC URLのパラメータとして設定
　設定方法２：spring.jpa.properties.hibernate.jdbc.time_zoneを設定

spring.jpa.database-platform

・JPA/Hibernateが生成するSQLを各DBのDDL,DMLに変換する際に「MySQL？MySQLだったらどのDialect？」の情報を必要なため、その定義を行う。

MySQLのストレージエンジンとは？

・テーブルにデータを書き込んだり読み出したりする部分を担っているプログラム。
・現在の MySQL ではデフォルトのストレージエンジンは InnoDB。

Database Dialectとは？

・JPA/Hibernateが生成したSQLを、各DB(MySQL等)のDDL,DMLに変換する際に利用される設定
・spring.jpa.database-platform=org.hibernate.dialect.MySQL5InnoDBDialectの場合、
　MySQLのストレージエンジンであるInnoDBのDDL,DMLに変換されるようになる。
・このプロパティを設定しなくても、自動でDataSourceからDialectを特定してくれる。

A database dialect is a configuration setting for platform independent software (JPA, Hibernate, etc) which allows such software to translate its generic SQL statements into vendor specific DDL, DML.

spring.jpa.hibernate.naming.physical-strategy

・Entityクラスと DB 間で「テーブル名」「カラム名」のマッピングを行う際にNaming Strategyを利用する。デフォルトのNamingStrategyとは別に定義したい場合に、このプロパティを設定する。
・Naming Strategyは「Explicit Strategy」と「Imlicit Strategy」の２つ存在する。

spring.jpa.show-sql

・JPAが発行したSQLをログに出すかどうか。

spring.jpa.hibernate.ddl-auto

・アプリケーション起動時に、Entityクラスに対応するテーブルを作るかどうか。
・デフォルト値は組み込みDB(H2等)の場合はcreate-drop、それ以外(MySQL等)はnone。

選択肢	動作
none	何もしない
create	アプリ起動時にDrop&Createする。前回まで入っていたデータは消去される。
create-drop	アプリ起動時にCreateする。セッション切断時にDropする。Good For UT.
validate	@EntityクラスとDBが一致しているか確認する。不一致の場合アプリ起動が失敗する。
update	追加の変更のみ反映する。1カラム追加＝ALTER TABLEで該当カラム追加。

DBの種類	デフォルト値
組み込み(H2等)	create-drop
組み込みでない	none

Spring Boot chooses a default value for you based on whether it thinks your database is embedded (default create-drop) or not (default none).