4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

arXivのトレンドワードをSlack投稿!(論文サーチをもっと楽に!!)

Posted at

はじめに

 みなさん、最近のトレンドを論文から知りたいな~というときどうしていますか?
論文を片っ端から読み漁ることができたらそれが理想ですが、論文数は毎日大量に発表されるし、どれを追えばいいのか......
ということで、arXivで発表されている最近の論文からキーワードを分析し、トレンドワードをslackに投稿する機能を作ってみました!

#完成例(このようにSlackに投稿します!)
上から順にトレンドワードベスト15を投稿しています!(CS.AIカテゴリー内)
image.png

#作成の流れ

  1. arXiv API で論文情報を取得
  2. TF-IDFを用い、トレンドワードを取得
  3. IFTTTを用いて、webhooks経由でslackへ投稿
    今回は、カテゴリー「CS(Computer Science)」の中でtf-idfで取得した上位の単語をトレンドワードと定義し、CS.AIのトレンドワードを表示するものを作成します!

image.png

1. arXiv API で論文情報を取得

今回取得する論文としては、arXivが取得することにしました!
理由は、主に2点です。

  • 論文としての情報が早い(トレンド性が高い)
  • APIが整っているため、データを取得しやすい

arXivAPIでは多くのデータが取得できますが、今回用いるのは、Abstractの文章からトレンドワードを分析していきます!

2. TF-IDFを用い、トレンドワードを取得

 今回は、CSのカテゴリーについて、TF-IDFを行いました。ちなみに、CSのサブカテゴリーいくつあるか知ってますか?(著者は数えたことなかったのですが、想像以上でした……)

なんと、40カテゴリー!!
これだけのカテゴリーをイチから見て行っては日どころか年も暮れてしまいますよね(笑)
この事実を知り、より一層この分析を完成させたくなりました!

(参考)
CSのカテゴリー一覧

3. IFTTTを用いて、webhooks経由でslackは投稿

 IFTTTを用いて、プログラミング上でリクエストを送るのをトリガーにして、リクエストを受け取ったらSlack へ投稿する仕組みにしている。(結構シンプルな作りで作れるので便利です!)
image.png

##完成
 この3ステップで、arXivのトレンドワードをSlackに投稿することができました!
 下の写真は、上の完成例とは別の日のトレンドワードです。
image.png

#おわりに
 Slackを見るだけで、最近多く出ている論文のテーマは何かな~というのがわかると便利ですよね。論文を読み漁り続けるのは、難しくてこの投稿をチェックするだけならハードルも下がる!と思うので、著者も定期的な情報キャッチアップツールとして使えたらと思っています。
 今回、作成した機能は実際に東海人工知能研究会(TAIR)のSlackで実装しています!学部生・院生で興味のある人がいれば招待できればと思うので、twitterからフォロー+DMでご連絡ください!

※東海人工知能研究会(TAIR)は、東海地区を中心にAI・機械学習に興味のある学生のためのコミュニティです。

4
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?