誰だOracleアカウントロックしたの
今なら怒らないから名乗り出なさい。
ただし、ロックした当人が気づいていないパターンが多い。理由は後述。
調査開始
誰も名乗り出ないので調査開始です。
Oracleのログはイベントビューア
以降の内容はWindows Server限定です。
Windows Serverの場合、Oracleの各種ログはイベントビューアで見ることができます。
Oracle._SID_というソースでアプリケーションログに記録されるので、これでフィルタしてファイル保存すると調査がしやすくなります。証跡として取っておくのもいいかもしれませんね。
エラーコードで検索
多くの場合はパスワード誤りです。
ORA-28000: アカウントがロックされています
の直前にある ORA-01017: ユーザー名/ パスワードが無効です。ログオンは拒否されました。
を探します。
よく見ると接続元ホスト名が出ているのがわかりますかね?
ホスト名を大きな声で叫んでください
誰も名乗り出なかったら「顧客支給品管理簿」や「端末管理台帳」でも見て利用者を特定してください。
是正指導開始
いわゆるお説教タイムです。
原因の特定
原因は大きく分けて2つ。
- ローカル動作環境や接続ツールなど、自動的にOracleへ接続するものの設定が誤っている
- パスワードを5回間違えたことに気づかない
多くの場合は前者なので、これらの設定を徹底的に洗ってください。環境依存ファイルが当たっていないとか、他の環境向けの設定になっているとか、そんなのばかりです。どこを間違えたのかちゃんと理解させてください。
滅多にありませんが、後者はよほど疲れているかよほどアホかのどちらかなので、上司に報告して今日はもう帰ってもらってください。
再発防止
前述の調査手順もすべて明かした上で全メンバーに周知し、管理者からは逃げられないということを身体で覚えさせてください。