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[iOS]げにCarthageでFirebase管理は世知辛い Analytics導入時のビルドエラー殲滅していく(Xcode10.0対応版)

Last updated at Posted at 2018-08-22

追記 (2018/9/20)

Firebase SDK v5.8.0 (iOS12.0リリース時点で最新)を通すために必要な依存ライブラリ

(環境は Xcode 10.0 Build version 10A255 です)

FirebaseAnalyticsBinary(v5.8.0)

こうじゃった

Screen Shot 2018-09-19 at 18.17.18.png

(FirebaseAnalyticsは気にしないでください。依存ライブラリは5個)

FirebaseMessagingBinary(v5.8.0)

↑をすべて含めることに加え、こうじゃった

Screen Shot 2018-09-19 at 18.37.45.png

(依存ライブラリは3個)

我の環境の場合は、Build Settings -> Other Linker Flags-ObjC のみでよかった。$(inherited) すら必要ではなかった。
Build Active Architecture Only は、Yes だった。

Firebaseの各SDKが依存しているライブラリは、これらのヒントを糸口に探れ!!

各SDKによって依存するライブラリが異なるので、
これらのヒントを糸口に、探っていきたいです。

1 (PRJROOT)/Carthage/Build 以下の、.SDK名(例: FirebaseMessagingBinary).version ファイル

このような記載がしてある。これはFirebaseMessagingBinary.versionの例。
例えばiOS開発の場合、キー "iOS" の各オブジェクトが持つキー "name" の値の情報が、
必要なライブラリを知る一助になるかも知れない。
(でも、↑のキャプチャ画像のライブラリと必ずしも一致しないんだよなぁ...要研究)

{
  "Mac" : [

  ],
  "watchOS" : [

  ],
  "tvOS" : [

  ],
  "commitish" : "5.8.0",
  "iOS" : [
    {
      "name" : "FirebaseAnalytics",
      "hash" : "550e166a23d8401f5d5ad63d5455fe86d700a347d16be00b0228c3f2253c7e3a"
    },
    {
      "name" : "nanopb",
      "hash" : "31e0c9870b373b7f96b258e782e1246eed00b9ab7f29ccde21984e8b8d725e3e"
    },
    {
      "name" : "Firebase",
      "hash" : "a8669248da9519e9955e00448e518e1ca6becb32689eedddde237e19ad1136ae"
    },
    {
      "name" : "FirebaseCore",
      "hash" : "dca5c7e90e052a2a8087cc2ae1e63292f954b8c04a1f371194895a1ea6a2ff52"
    },
    {
      "name" : "GoogleUtilities",
      "hash" : "aef8824414de90178a87db399c8d45ad2c0d2a27d1edcca001915a73ce198c8a"
    },
    {
      "name" : "FirebaseCoreDiagnostics",
      "hash" : "1cbbb0dc9e4bd78f26795bf1b4253aa60edd21c77d8edfdcd7bddac329e286bd"
    },
    {
      "name" : "FirebaseInstanceID",
      "hash" : "fe0c5474f699f502b1d9d80bf535ebdb4cd44bb6e343bf5b014091c186bc8508"
    },
    {
      "name" : "GoogleAppMeasurement",
      "hash" : "fedc367dc718b254041c48844f6f64a2401f6da4873572d6b892fbf625508620"
    }
  ]
}

2 (PRJROOT)/Carthage/Build/iOS/SDK名.framework/Module/module.modulemap

これもなにかのきっかけになるかも

framework module FirebaseAnalytics {
  umbrella header "FirebaseAnalytics.h"
  export *
  module * { export *}
  link "sqlite3"
  link "z"
  link framework "Security"
  link framework "StoreKit"
  link framework "SystemConfiguration"
  link framework "UIKit"}

3

あとはこのエラーメッセージに含まれるライブラリ名。
怪しそうなワードがあれば、それを含めてみる

err1.png

↑の写真なら、sqlite3 とか

あとは、ここにあるように、
各SDKのバージョンを統一させることを忘れないことも重要だと思われます。

その他

Carthageには、

~/Library/Caches/org.carthage.CarthageKit

というパスに、キャッシュの保管庫(?)のようなものがあるらしい。

carthage update する前に、この中のファイル群を除去すると、問題が解決することがあるらしい。

(追記終了)


(ここから原文。SDK: ver 5.6.0 のときの話でした。)

CarthageFirebase関連ファイル管理したい!一味なのですが、そんなプログラマが遭遇したお話

この議論がほぼ全てです。Issuesちゃんと読もう...。

環境

こちらのページ「CocoaPods を使用せずに統合する」内のリンクからダウンロードできる最新SDKが5.6.0(2018/8/22時点最新)だったときのお話。
Xcode: 9.4.1

問題

Analytics(=Firebaseの大半の機能にインポート必須なライブラリ群)のビルドが通らなかった

err1.png

対応策

これを参考に、

libsqlite3.tbd, libz.tbd, libc++.tbd

の3つを General - Linked Frameworks and Librariesに追加。

さらにそれに飽き足らず、これを参考に、

StoreKit

を、 General > Link binary with libraries > Add StoreKit.framework に追加。なんでや...

学んだこと

愚直にエラーメッセージでググる 基本をバカにしない😤
ハマったときこそ基本に立ち返る

今回は数十単位のエラーに圧倒されてググっていくのも一見憚られる感じなのですが、取りも直さず先達はきちんと回答を残してくれていました。
こんなえげつないエラーに見舞われているのは自分だけだという傲慢を捨て、集合知に教えを乞うていきましょう。
Firebaseの他の機能も追加しようとしてエラーに遭遇したら随時追記していきたいと思います😇

これらも忘れずにね

  • Targetを選択 -> Build Settings -> Other Linker Flags に -ObjCを追加
  • GoogleService-Info.plistをプロジェクトに追加

プロジェクト載せときます

なんとなくGoogleService-Info.plistだけ抜いたプロジェクトを載せておきます。ここ

単純にDLしてビルドしたらいきなりランタイムエラーが出るけど(could not find a valid GoogleService-Info.plist in your project. Please download one from https://console.firebase.google.com/.')
Bundle ID変えて、自分用にGoogleService-Info.plistDLしてプロジェクトに追加すれば動くはず...。
ついでになんとなくFireStoreも入れてみました

link

firebase/firebase-ios-sdk

Happy Firebase on Carthage Life!

ビルドさえ通ればあとは楽しいFirebaseコーディングの開幕ですね。
地雷を踏むたびに随時更新していければと思います。

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