Androidアプリ開発で実機を使う場合、たいていの場合、USBケーブルでAndroid端末と接続しますが、そのUSBケーブル邪魔だと思ったことありませんか?
常にAndroid端末を机の上に置きっぱなしならいいのですが、持ち上げたり、回転させたり、カメラでバーコードを読み込もうと思った時に、そのUSBケーブルが邪魔になります。かと言って、USBケーブルを外してしまうとAndroidStudioとのデバックができなくなってしまいます。
Android11からワイヤレスでバックというのが使えるようになり、USBケーブルの代わりにWi-Fi接続が使えるようになりました。これだとケーブルがないので、Android端末を回転、移動させる場合、邪魔なケーブルがないので、すこぶる便利です。是非、お試しください。
いつもの、設定から
→ システム
→→ 詳細
→→→ 開発者向けオプション
ワイヤレスでバックを有効にします。
赤い枠の部分をタップすると、
この画面が現れます。ここのQRコードによるデバイスのペア設定をタップすると、QRコードを読み込むカメラが起動します。
AndroidStudo側で、仮想マシンが表示されているドロップダウンリストをクリック。
Pair devices Using Wi-Fi
を選択
するとQRバーコードが表示されるので、このQRコードを先程のAndroid端末のカメラで読み取ります。
接続が完了すると、ペア設定済のデバイスの一覧に出てきます。
AndroidStudioの上側の仮想デバイスのドロップダウンリストに出てきます。
次からは、AndroidStudioを起動して、Android端末のWi-Fi接続を有効にするだけで繋がります。
これで、あの邪魔なUSBケーブルから開放されます。
我が家の場合はWi-Fiが不安定なのか、小刻みにワイヤレスでバックの切断/接続を繰り返す場合があります。(その日、時間帯によって、調子いいとき悪い時がある)なので、ワイヤレスでバックとUSBデバックを使い分けています。