AndroidStudio Giraffeキター！

AndroidStudio Giraffeの更新が乗ってきた

release-notesを見るとJetpack Compose関連の改善が多いようです。

kotlin DSLがデフォルト

その中でも、gradleのビルドスクリプトがgrrovyからkotlin DSLがデフォルトに変わっています。（何故か上のrelease-notesには説明がない）
新規プロジェクトで、

• kotlin DSL
• kotlin DSL + Version catlog
• 従来のgroovy
  が選択できます。

それと同時にkaptからkspへの移行が推奨されています

• Kapt（Kotlin Annotation Processing Tool）
• KSP（Kotlin Symbol Processing）

ですが、上記の公式ページの通りkaptからkspへの移行してgradle同期すると

Unable to load class 'org.jetbrains.kotlin.gradle.plugin.mpp.pm20.KotlinCompilationData'.

This is an unexpected error. Please file a bug containing the idea.log file.

と、エラーなります。既に公式ページのkspのバージョンはバグがあり、古いようです。

build.gradle.kts

plugins {
    id("com.android.application") version "8.1.0" apply false
    id("com.android.library") version "8.1.0" apply false
    id("org.jetbrains.kotlin.android") version "1.8.22" apply false
    id("com.google.devtools.ksp") version "1.8.22-1.0.11" apply false
}

1.8.xxだと、1.8.22-1.0.11が最新のようです。(1.9.xxも出てますが)

• org.jetbrains.kotlin.android
• com.google.devtools.ksp

のバージョンは合わせておく必要があります。(ビルド時に「古い」とワーニングが出る)

新GUI

AndroidStudioはIntelliJをベースにしていて、約半年遅れくらいのペースでIntelliJの機能を取り込んでいます。既に、IntelliJは新GUIが使用可能になっています。
AndroidStudioも過去のバージョンでも自分で設定を変えることにより新GUIに切り替えは可能でしたが、正式に設定画面に取り込まれました。

見た感じ・・・VsCodeに非常によく似てるのですが、どうやら開発者が元、VsCodeの開発者だったらしく。

今後はこのGUIが標準になってくと思われます。