4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Qiita×Findy記事投稿キャンペーン 「自分のエンジニアとしてのキャリアを振り返ろう!」

文系出身エンジニアの成長法:未経験からの転職で学んだ3つの秘訣

Last updated at Posted at 2024-02-09

はじめに

とある会社でバックエンドエンジニアをやっているcourse_kです。歴としてはもうすぐ丸6年になります。
エンジニアとして働いていますが、もともと大学はゴリゴリの文系で、新卒から3年間塾講師をやっていました。

そこから未経験でITエンジニア職に転職し、5年働いたあと、二度目の転職をして2023年7月から今の会社で働いています。

今回はQiitaのキャンペーンに参加し、自身のエンジニアとしての成長について振り返ります。これまでの経験から得た3つの重要な学びを、具体的なエピソードを交えて振り返ります。
なお、個別具体的な技術の話ではなく、仕事全般に対しての姿勢の話になっています。

学び1:信頼を積み重ねる

未経験者や経験の浅い人が仕事を任せてもらうためには、信頼を築くことが不可欠です。経験がない場合、ポテンシャルで判断されることがほとんどであり、その基盤は信頼にあります。

信頼を得るためには、依頼された仕事をこなすだけでなく、期待を超える成果を上げることが必要です。

以前所属していた会社では、課題をこなすことで基礎的な開発知識を身につけられる充実した研修プログラムがありました。
私は最大で4ヶ月かかるカリキュラムを、爆速で終わらせるために業務時間外の勉強などを重ねることで、2ヶ月で終わらせました。
別にカリキュラム通り4ヶ月かけても良かったのかもしれませんが、中途未経験だった自分が使える人材であることを示すためには圧倒的にやるしか無いと思い、やりきりました。

また、入社1年目の間にベンダー系の資格を6つ取得し、自らの能力を示す努力もしていました。
資格を取得したからといって即実力の証明にはなりませんが、当時の私は経験がなくても出来ることを模索し、出来ることはすべてやる、という気持ちで取り組んでいました。

さらに、以下のような点にも注意しました。

  • 事務的な締切がある依頼は後回しにせず、すぐ対応する
  • チャットやメールへの返信は即レス

そのかいあってか、入社2年目には産学連携のプログラムを任せてもらえるようにまでなります。
また、入社4年目で新しい支社を立ち上げるメンバーにも抜擢されました。

ここまで色々書き連ねてきましたが、要は凡事徹底です。
ただそれを人と同じようにやるのではなく、人よりも多く、早くやる、ということです。

そうして信頼を積み重ねることで「あいつは仕事を任せたら確実にやってくれる」と思ってもらえれば経験がなくてもチャンスを掴むことができます。

学び2:積極的に発信する

賛否両論あるかもしれませんが、私の肌感覚では、エンジニアの中には自己主張を控えめにする傾向があるように感じます。技術力があっても、自分の考えや意見を表明することに消極的な人が多いようです。

しかし、発信しなければ何も始まりません。自分の存在を示すためには、積極的に意見や考えを表明することが必要です。特に未経験での入社では、自己紹介や自分の価値を伝える機会が限られているため、自ら発信することが重要です。

発信する内容は何でも構いません。会議での質問やチャットでの技術情報の共有など、小さな行動から始めることができます。

私は以前の会社で、会議に参加するたびに少なくとも1回は発言するように心がけていました。また、勉強会の改善案を提案したり、気になる技術について社内チャットで話題にしたりすることで、自ら発信する習慣を身につけました。

それは今の会社でも変わっていません。入社して8ヶ月が経過しようとしていますが、色々な形で発信できるよう意識しています。

また、自己発信は自己責任とも密接に関係しています。
口先だけの人にならないよう、自然と努力して自己変革するようになるからです。加えて、自分の考えや意見を表明することで、他者とのコミュニケーションが活発化し、自己成長にもつながります。
何も言わないことで失うものはありませんが、発信することで新たなチャンスを掴む可能性が広がります。

未経験であるからこそ、自分の考えや挑戦を積極的に表明することが重要です。

学び3:自分の価値を可視化する

いままでの2つはどちらかというと組織に属したあと、爆速でパフォーマンスを上げていくための方法ですが、初めましての環境では通用しません。
自分を全く知らない人に、自分のスキルを理解してもらうには何らかの形で目に見えるものが必要です。
スキルシートや資格もその一つですが、実際に何が出来るのか、の証明としては少し弱いです。
やはり、githubなどに上げたコード、ポートフォリオ、Qiitaや個人ブログなどのWeb記事がわかりやすく、説得力があります。

私が今の会社に入る前、スキルの可視化の不足を痛感した場面があります。
今の会社と、もう一つ別の会社が最終面接まで進んでいました。
その最終面接にて、今までの自身の取り組みやスキルチェンジしたいことなどを伝えましたが、VPoEに「大学生なら頑張ってるなって感じだけど、その勉強の仕方じゃ全然足りないね」と言われました。

自分の中では頑張っているつもりでしたが、あくまでも「お勉強」をしているだけで、実際に何が出来るのかの証明にはなっていなかったのです。

それから半年くらい経つわけですが、いま時点で私がなにか自分の実力を示せるものはできていません。
Qiitaの記事をポツポツあげるなどしていますが、まだまだ実務で通用するレベルには達していません。
これは私が今できている、というよりも今後の課題としてこれからさらに磨きをかけていきたい学びです。

まとめ

私が未経験でエンジニアに転職して、今に至るまでの大事だと感じてきた

  • 信頼の積み重ね
  • 積極的な発信
  • 価値の可視化
    の3点について書いてみました。

これが完全に正しい、というわけではありませんが、私は少なくともこれらを意識して努力することでうまくできた実感があります。これらはどれか一つだけ、というより複合的に絡み合っていると思っています。

信頼の積み重ねのためには発信も欠かせませんし、そうして積み上げてきた価値を見える形にすることで、より信頼の構築に繋がっていきます。

もちろんまだまだ不足している部分(特に価値の可視化)はあるので、もっともっとやっていく必要があるとも感じています。

自分自身未熟な部分が多くありますが、同じような環境の人たちにすこしでも参考になれば幸いです。

4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?